【2022年02月27日】現在、最も注目されている本ベスト10【コミック・ラノベ・BL】

今週、Amazonで最も注目された本をカテゴリ別に毎週更新しています。買いたい本が決まっていないときの参考にどうぞ!

1位 キングダム 64 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

著者:原泰久
発行日:2022年02月18日

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投稿者:もん
震えた。
完全に復活しましたね。今巻も最高でした。歴史と戦場を描くという、キングダムらしさがよみがえり、興奮と畏怖で、ずっと震えて読みました。戦争、怖っ!ダメ、絶対!!数巻前までの停滞期に、キングダムを諦めた人なんて、本当にいるのか不明ですが、いるなら戻ることをすすめます。いやー、いい残酷だった!この血量。すさまじいなと。何万人死んでも、平和どころか憎しみしか残らない。争いの本質を描いています。今日勝った者は、明日の復讐に備えねば、明日には無惨な敗者となる。それが争いです。際限がないのです。喧嘩を見なくなった昨今。その本質は伝聞されにくいです。でも、喧嘩の怖さとは、ルールがないことの本質とは、そこにあるのです。不意打ち、騙し討ち、毒殺、遠距離狙撃、多勢で少数または個を囲うなど、常法に過ぎません。終わった争いの相手をなぶる。相手の関係者を襲う。拷問、草による情報戦、平服しておいての裏切り。ヘドが出る醜悪さ。これを描いてこそ、暴力、戦争、喧嘩の、本質を描いたと言えます。爽やかな友情が虚しく、刹那的に感じる。そこがいい!殲滅して得た平和。んなもん、糞です。でも、平和って、そうやってもたらされます。歴史が証明しています。現代だって、隠されているだけで、暴力が平和を生んでいるんです。だって悪人は日本でもよく、死刑になってるでしょ?その意味を、今巻を読んで心に留めてください。素晴らしい作品です。分厚くて読み応えもあり、満足感も大きかったです。

2位 東京卍リベンジャーズ(26) (週刊少年マガジンコミックス)

著者:和久井健
発行日:2022年02月17日

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投稿者:nozama
無駄な引き延ばし
ここ何巻か話が進まず、無駄に延びているだけです。タイムリープの話だったら延ばし放題なので、いい加減読み手にとってストレスに。完結が見たくて買っているのに、毎巻読み終わった後にモヤモヤします。

3位 異世界おじさん 7 (MFC)

著者:殆ど死んでいる
発行日:2022年02月21日

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投稿者:あたし、アスカ
ヒロインたちの正妻バトルは続く
7巻では33話~37話と幕間の37.5話、それとおまけマンガとアニメ化を喜ぶ特別編を収録。冒頭では強敵ドラゴンをおじさんとツンデレエルフさんが撃破。本作でもっと力を入れたのではと思うほどの見開き・大ゴマ連発のバトルシーンで迫力ありました。ちなみにドラゴン討伐は、周りの人々からはツンデレさんがやったと思われたらしい。ド派手な魔法剣と見た目の神秘性も相まって、ツンデレさんのカリスマ性がますます上がりそう。このカリスマ性は後々の展開にも生きてきそうな気がします。そしてヒロインたちの正妻バトルですが、前巻で完全に正妻としての余裕を取り戻したと思ったツンデレさんでしたが、おじさんのせいでまたしてもその地位が危ういものに。突き放したと思ったらまた同じラインに並ばされるとか、何度見ても楽しい。いっぽうのメイベ~~~オゥの子供っぽい態度と余裕ぶった子憎たらしい態度がとってもウザ可愛いので、ぜひとも正妻バトルは続けてもらいたいですね。日本へ帰るための手がかりらしきものも掴み(あやうくツンデレさんに破壊されるところでしたが)、異世界側の本筋である、どうやっておじさんが現代に戻ってきたのかが少しは進みそうで今後に期待です。また、日本パートでは久々におじさんが現代のカルチャーショックを受ける場面がありました。浦島太郎状態のおじさんの反応も面白いので、今後も描写が増えてくれたらうれしいです。アニメはキャストが発表され、個人的にピッタリな役者さんたちなので、早く動くおじさんたちを観てみたいですね。次巻の発売も今から楽しみです。

4位 ウマ娘 シンデレラグレイ 6 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

著者:久住太陽
発行日:2022年02月18日

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投稿者:クルス
日本に集う海外の強豪ウマ娘
ジャパンカップにあわせて海外の強豪ウマ娘が日本に集結する。皇帝シンボリルドルフが勝って以降、日本の勝ち星はゼロ。この不名誉な記録を終わらせるのは、史上初の天皇賞春秋連覇をしたタマモクロスなのか?それとも…。海外から参戦するウマ娘が多い為に、紹介的な話が多めに描かれているが魅力的なキャラが多いのでストレスを感じることなく読めた。肝心のレース自体もいつも通り熱く激しく描かれているので不満なし。ただ今巻はタマモクロスvs海外ウマ娘がメイン、オグリの活躍は次巻へ持ち越しなので少し残念かもですが、最近のコミックにしては214Pと読み応えのある厚さなので満足できる第六巻です。次巻は5月発売ということなので、すぐに読めるのも嬉しい。

5位 ハコヅメ~交番女子の逆襲~(20) (モーニングコミックス)

著者:泰三子
発行日:2022年02月22日

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投稿者:ヤシの実
元警察官が描く警察漫画の臨界点
本誌で1週ずつ何度も読んで衝撃すぎて次週の予測や考察が止まないような伊賀崎警部補の胸襟編でしたが、改めて一冊になっても尚その衝撃と緊迫感は冷めやらず、情緒乱される圧巻の一冊となりました。正直事件だけで見ればこれまでのハコヅメ通り、刑事ドラマみたいな派手さはありません。ですがやはり実際に現場を経験したり身近にそうした話があった元警察官が描くことで、細かな事件の流れやそれぞれの心情など、この漫画はただの創作とは言えない説得力を持って凄まじい臨場感を産み出してくるので、ほんと情緒がジェットコースターです(語彙死)これまで積み上げられて来たキャラの関係性、一人一人の立場や物語が綿密に絡まって、事件が派手でなくともしっかり骨太な話に盛り立てられるのは、本当に作者さんの才能ですね。ハコヅメは異世界転生ものではありませんが、作者は前世生かしすぎ才能凄すぎで異世界転生してると思います。またハコヅメはただエンタメ作品として描かれるだけでなく、根底には作者さんの警察官を知ってほしい、警察官が増えてほしい、激務からの不幸を減らしたい、職場を良くしたい、警察官たるものは多少性格歪んでても芯はこうであってほしいと言う想いがそこかしこに溢れてるようにも思います。今巻も色々と知って考えさせられる良い巻となりました。私たちは普段からこう言う事件やこれ以上に悲惨な事件を度々目にします。今後はその度に今回の中冨課長のような、或いは源部長、また川合、そして伊賀崎交番所長のような立場で動いてくれる人が居ることに思いを馳せて行くと思います。今巻は別章アンボックスに続き元警察官としてかなり踏み込んだ内容でしたが、描いてくださりありがとうございました。最後に今巻読んで振り返ると面白い箇所を1箇所紹介したいです。7巻その57『公妨で攻防』で伊賀崎さんがサボりの極意を山田に説いて“なんて真っ直ぐな目をしたクズだ”とされる下り、元々はギャグのページでしたが、フォントが強調されてない部分に伊賀崎さんの真意が見て取れます。こう言うさりげなさ、知って読むと印象が変わるシーン、この漫画の醍醐味ですよね。※誤植情報(kindle及び紙で確認)後に修正されると思いますが、1箇所誤植があります。その169 伊賀崎警部補の胸襟② 「伊賀崎さん女の子の部下できたんだよね」のくだり正しくは伊賀崎ではなく塩谷との事です

6位 ザ・ファブル The second contact(2) (ヤングマガジンコミックス)

著者:南勝久
発行日:2022年02月04日

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投稿者:鬼火
面白くてすぐに読み終えてしまう。
1章からずっとコミックスを購入しているのだが、第2章も期待を裏切らない。その2巻目もまた不思議なくらいに引き込まれてしまう。慣れ親しんだキャラがメインなのに全く飽きさせない。某ワン○ースの様に無駄な話や時間稼ぎに感じるような展開が一切無く、暴力描写が大いにも関わらず後味の悪さもない。ここ数年の中では唯一無二な漫画だと言える。例え違法なサイトで無料で読めたとしても自分はお金を払って読みたい作品だ。

7位 GIANT KILLING(60) (モーニングコミックス)

著者:ツジトモ
発行日:2022年02月22日

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投稿者:無駄遣い王
引っ張りすぎ
昔は、ふたコマくらいで他チームの状況とか説明し、サポーターやスタッフの心情を短く、それでも味わい深く描いていた。今のネームが駄目だとか言わないが、展開がスローで、まだソコなの?って思うことも。連載では、アイルトンとブランの喧嘩、五味のエピソードのトコ。アジアカップ編が終わって、2021年中には鹿島戦、大団円と思っていたが、年度が変わろうとしているのに、未だに試合始まらない。早くしてくれー。その一方で、連載がいつまでも続くといいなあ、もっともっと引っ張れ、と思ってもいる。

8位 【推しの子】 7 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

著者:赤坂アカ
発行日:2022年02月18日

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投稿者:とり
続きが気になって仕方ない
どうしても演技がメインになってしまう2.5次元舞台編。漫画という媒体では”演技の凄さ”を表現しきれません。あまり説得力のない曖昧な描写にならざるを得ないというハンデを抱えつつも、なんだかんだ読み応えのある内容になっているのは、作者さんの力量の高さ故ですね。かなVSあかねや、アクアのトラウマ克服の結末も、意外性はありませんでしたが、今後の展開なんかも考えると上手くまとめたといったところ。本巻後半では、アクアが遂に求めていた答えに辿り着きます。その瞳からは、アイから受け継いだ星が消えてしまいました。これまではアクアが主役の話が多かったのですが、次巻からはルビーにバトンタッチとなるのでしょうか?とはいえ、次の舞台は、前世であるゴローやさりなが暮らしていた宮崎。そして、アクアが見つけた答えも、読者視点だと矛盾があるので、まだまだ波乱が起きそうな予感。早く続きを読みたいですね。

9位 薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~(13) (サンデーGXコミックス)

著者:日向夏
発行日:2022年02月18日

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投稿者:Rin
笑撃展開
ついに壬氏の正体が猫猫にバレた?命を狙われているというのに、この二人ときたらなにをしてるんだ(笑)カエルのせいで犯人探しどころじゃない!単行本は加筆されサービスショット増、電子版は4コマのおまけ付き避暑地の情景がとても美しく描かれており、見所も迫力満点なので電子派はタブレットの大きな画面で見開きを見ることをお勧めします。今巻はいつもに増してキャラの多彩な表情に惹きつけられました。この作画の方が描くキャラはまるで命が吹き込まれたように感情豊かに動き、キャラクターたちの気持ちの変化がとても丁寧に描写されています。この時このキャラクターはこんな表情をしていたのかと、新鮮な気持ちになりました。線に勢いがあって見ていてとても気持ちが良いです。また、避暑地の建物や背景、滝や洞窟、小物服装といった細部までとても綺麗で読み応え抜群です。次巻からいよいよ緊迫の原作4巻に突入。私は倉田先生が描く薬屋のひとりごとの世界観とキャラクターが大好きなので、今後も原作とは一味違う薬屋の世界が描かれることを楽しみにしています。

10位 僕のヒーローアカデミア 33 (ジャンプコミックスDIGITAL)

著者:堀越耕平
発行日:2022年02月04日

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投稿者:Amazon カスタマー
最高!
作者が最初からここに向かって進んでいたのなら天才と言う他ない。途中でここが見えたなら、マンガの神様の、作者を含めたヒーローマンガ好きへのプレゼントだ。今これほどタイムリーな作品があるだろうか。人々の心を繋いでくれる本当に素晴らしい作品だ。現代の代表作と言うにとどまらず、マンガ史に残り得る作品だと思う。

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