今週、Amazonで最も注目された本をカテゴリ別に毎週更新しています。買いたい本が決まっていないときの参考にどうぞ!
1位 女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)
著者:村上 春樹
発行日:2016年10月07日
トップレビュー
投稿者:joe ordinary
村上春樹の夢想性愛物語
もっと哲学的な内容の物語かと勝手に期待していましたが、ほとんどセックスの話ばかり。
2位 同志少女よ、敵を撃て
著者:逢坂 冬馬
発行日:2021年11月17日
トップレビュー
投稿者:ストロング
日本人の作者が描いた駄作!ただそれだけ!読む価値はない!
いわゆる歴史戦争ものに架空の話をいれた作品。この手の作品は戦記物としてよくあるがソ連人でもない!ソ連に住んだ訳でもない!日本人が描いた作品。そもそも女性の狙撃部隊の話とかライトノベル「でもライトノベルは架空だからマシ!これはWWⅡ題材し作者が創作しており余計に立ちが悪い!」・物語のきっかけ!→モスクワ進行の農村虐殺!↓これがまずおかしい!確かにドイツ側にアインザッツグルッペン(移動虐殺部隊)など存在していた!しかしバルバロッサ作戦初期のモスクワ進行中に虐殺している記録など見た事も聞いた事ない!それどころか史実は快進撃で補給線が伸び切りT-34ショックや冬将軍到来でドイツ軍は酷い目に遭う時期であるさらに開戦前はソ連総書記スターリングによる大粛清後であり農村自体も強制労働なども入れモスクワ周辺のソ連人の心境はかなり複雑である!(ちなみにソ連人というのはソ連は多民族国家の為、グルジア人、ロシア人、朝鮮人、モンゴル系など豊富!でも作者は日本人です!)・少女の狙撃心理描写家族が殺されてドイツ軍が憎い!だから狙撃部隊に入り復讐するという流れとしてもそこに作者特有の平和ボケした命の価値観が挟まり話を無駄に長くしているのが馬鹿!鹿を狩るのと人を殺す命の対比とか。あれ?「ちなみに作者本人は家族もいてドイツ軍にも殺されてない戦後日本人です!」実際はソ連もドイツも互いに虐殺している。戦争が長期化し極限化!誰にも止める事が出来ない状況に命の価値もクソもない!敵は倒す!憎き相手は殺す!そして戦争に勝つ!本当にシンプル!本当にそれだけ!「だからドイツは降参しない!ソ連も遠慮しない!最終的にドイツ首都ベルリン崩壊まで止まらない!」少女が狙撃部隊に入るとか作者の自己満足の性的趣向で書いた駄作だと思うイラストや称賛している著名人も一流の人を用意させ称賛させているが最後まで読む価値はない!まだ戦争テーマにした架空戦記やライトノベルを読む方がよっぽど娯楽も入れ価値がある!「構成が上手いのと物語に説得力があるのとは別だと思う!」最後に著名人の一言が全てが物語っている↓「これは武勇伝ではない!」つまり「僕の好きな少女を主人公にして復讐をテーマにした作品です!ぜひ読んでください!」こんものが読む暇あるなら独ソ戦の歴史書を購読した方がよっぽど面白く学ぶ事も出来ると思います。
3位 20代で得た知見
著者:F
発行日:2020年09月19日
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投稿者:わをん
救われますように
ぜひ、Amazonでレビューをして見せびらかしてくれとのことなので容赦なく書き込もうと思う。真夜中に、ウイスキーを相棒に読んだがあまりに重たく受け入れ難いものもあった。軽率で笑ってしまうものもあった。個人で響くものは恐らく異なると思う。私は、『第二章 54才能とよばれるものの正体』があまりに痛かった。私が救われたもので人を救いたかった。だからそれを夢にして勉強し続けたが実になることはなかった。その分野では勉強することばかりで人の欠点を見つけることができなかった。それでも生きていかなければならず、別の職業についた。そこでは人のけってんが多く見えすぐに昇進した。私はなりたかったものには恐らくこれからもなれない。だが、他のものにならなれる。薄々気づいてきたことをあまりに真っ直ぐに思い知らされました。この地獄に出会わせてくれて感謝です。死にたかった人、死にきれなかった人、不幸せなど感じたことない人。夢を諦めた人、諦めざるを得なかった人、夢を叶えてしまった人。全ての人が何か響くものがあるはずです。あなたの信念となる普遍の言葉に出会えますように。
4位 岩波文庫的 月の満ち欠け
著者:正午, 佐藤
発行日:2019年10月05日
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投稿者:落花流水
歴史に残る作品ではない
佐藤さんは二年間の人生を使って仕上げたといっている。そして直木賞をもらった。二年間の人生を使って書くほどのものだろうか。ご苦労様というしかない。そしてこれを発刊した岩波にもごくろうさまと言いたい。岩波茂雄が読んだらなんというだろうか。時間をもっと大切に使ったらと、私は言いたい。
5位 黒牢城
著者:米澤 穂信
発行日:2022年01月27日
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投稿者:fujibean
米澤穂信の新境地
これまでもいい意味で読者の期待を裏切ってきた著者だが、今回も見事にやられました。安楽椅子探偵とその助手による謎解きという古典的なスタイルに則っているが、その二人が戦国武将でしかも敵同士という意表をつく設定。しかし、丁寧に時代考証がされ、その設定に相応しい豊富なボキャブラリーで語られる物語は単なるミステリーの域を越えて数奇な武将の人生を紡ぐ極上のエンターテイメントに昇華させている。筆者の新境地、本年一番の佳作といっても良いかもしれない。
6位 葉っぱ切り絵コレクション いつでも君のそばにいる 小さなちいさな優しい世界
著者:リト@葉っぱ切り絵
発行日:2021年05月20日
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投稿者:齊藤晴美
本ならではの良さが伝わってきた〜編集者の熱意が感じられる!
本に掲載されたリトさんの葉っぱ切り絵は、どれもネット上で見たことがある画像であったにもかかわらず、トキメキを感じて夢中で読むことができました。テーマごとに章分けされていたこと、ページの数字の下にも異なった葉っぱが小さく描かれている、切り絵のタイトルの英語表示、適度な長さの解説文、隅々に細やかな気配りが感じられました。作者のことも詳しく伝えてもらえて、葉っぱ切り絵に込められたリトさんの気持ちが伝わってきます。なるべく本は買わないようにしたいとの昨今の私が、買い求めて宝物にしたいと思える一冊となり、予想以上の出来の良さに大満足した次第です。驚異的なスピードで作品が製作されていますので、今後第二集に対する期待も高まりました!
7位 はじめての
著者:島本 理生
発行日:2022年02月16日
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投稿者:早乙女 輝(Hikaru Saotome)
誰が考えたのこんな面白い企画!直樹賞作家が、同じお題で競い合う?
日本を代表する直樹賞作家が、同じお題で小説を書く。いったい誰が一番なのか?とても気になり、アマゾンの電子書籍で注文する。もくじは、以下のとおり。【目次】・ はじめて人を好きになったときに読む物語 私 だけの所有者 島 本 理 生・はじめて家出したときに読む物語 ユーレイ 辻 村 深 月・はじめて容疑者になったときに読む物語 色 違い の トランプ 宮部 みゆき・はじめて告白したときに読む物語 ヒカリノタネ 森 絵 都ファンでなくても読みごたえがある。しかも今年中にこの物語が新曲になるという。こちらも斬新な企画は、私の好奇心を駆り立てる。いったい誰が歌うのか?どんな素敵なメロディーになるのか♪誰の曲が流行するのか?私のようにワクワク好き、また好奇心旺盛なみなさまにお勧めの一冊です。
8位 あきない世傳 金と銀(十二) 出帆篇 (ハルキ文庫 た 19-27 時代小説文庫)
著者:高田 郁
発行日:2022年02月15日
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投稿者:桜子
買うての幸い、売っての幸せ
「あきない世傳金と銀12」が2月15日に発売されました。私はAmazonで予約していたら15日の夜に届いてびっくりしました。早いです。「五鈴屋江戸本店」10周年を迎えたところから始まりました。勧進大相撲で力士の浴衣を引き受けて繁盛します。その当時は藍染に力士の四股名(しこな)を親和文字で書き白抜きで入れた浴衣です。どんな浴衣かなとネットで調べました。親和文字は勘亭流に似た力強い文字でお相撲さんに合っていそうです。浴衣も今は色とりどりで中には藍染のものもあります。私は相撲にまったく興味ないのですがこの本を読んでちょっと興味が湧きました。五鈴屋は幸の知恵や呉服太物仲間の結束のおかげで以前のように呉服を商えるようになりました。そのお祝いに今津村の兄、雅由と朋友だった弥右衛門さんから掛け軸が送られてきました。「菜根譚」の1節を墨書して掛け軸にしたものです。 「未有根不植 未だ根の植たずして 而枝葉榮茂者 枝葉の榮茂するものはあらず」根をしっかり育てれば枝や葉も茂る、基礎が大事という意味です。幸は商いの根とは「買うての幸い、売っての幸せ」と心に刻むのでした。呉服屋さんのお話なので以前から日本の伝統色や柄の表現が出てきます。今まではもっとほかに興味があり、気に留めていませんでしたが、今回は出てくる色や柄を調べました。大阪弁の「術無い(ずつない)」が出てきました。術無いとは切なさ、苦しみなどの入り混じった心持ちとあります。私は「気術無い(きずつない)」と使います。意味は申し訳ないとか心苦しいとかそんな意味です。「呵々大笑」なども出てきて言葉使いも面白いです。五鈴屋10周年~12周年のお話で、幸は40才になりました。9才で女衆として五鈴屋に奉公してから31年。「あきない世傳13」は吉原廓での「衣裳競べ」から始まりそうです。これは楽しみです。どんな色の組み合わせでどんな柄が登場するのでしょうね。今からワクワク((o(゜▽゜○)(○゜▽゜)o))ドキドキ絵葉書が本についていました。高田郁さんのサインでしょうか。絵も描かれるのですね。五鈴屋の船出をしっかりと見届けました。
9位 塞王の楯
著者:今村 翔吾
発行日:2021年10月26日
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投稿者:Amazonのお客様
プロローグ後にチュートリアルが始まった
あれだ、スカイリムとかそこらへんの仮想世界RPGの実況動画を見てる感覚。主人公の悲惨な過去がオープニングムービーで流れた後、同じ顔したNPCたちが丁寧に世界観やキーワードを一つずつ繰り返しくどいほど教えてくれる。彼らの持っている情報、価値観、地理感、時間感覚は現代人のそれと同じで皆が等しく神の視点から語りかけてくる。描写は地形、構造物、オブジェクト、キャラ移動ばかりに重点が置かれておりこれマイクラ動画のテキスト化だっけかな?と思うほど。断じてこれは小説では、特に歴史小説ではない。映画やゲームの設定資料と言われた方がまだしっくりくる。文字の端々から小綺麗な現代人が仮装姿で芝居している光景が見えるのですわ。歴史ものでこれは無い…あんまりだわ…まだ半沢直樹とかの方がその時代の空気を醸し出してた…あと情報でも内面描写でも、同じ内容をひたすら反復する文章水増し芸はマジやめて欲しい子供向けなの?小学生向けなのかな?な?編集は止めんかったんかしら重複部分削ったら内容半分以下になるわコレ頑張って沢山書いたで賞で★2んで、これが直木賞候補?ハハ!みなさんユーモアが上手だなぁ!!
10位 プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
著者:アンディ ウィアー
発行日:2021年12月16日
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投稿者:injunjoe
終盤の胸熱展開にやられた
主人公の性格設定や口調が『火星の人』のマーク・ワトニー(=マット・デイモン)と100%互換で、次から次へと降りかかる難題をめげることなくサイエンス的に解決していく展開に既視感を否めず、下巻の前半くらいまでは星3.5くらいな印象だったのだが、終盤の胸熱展開で一気に文句なしの星5つ。『火星の人』は傑作だったけど『アルテミス』がイマイチだったので、アンディ・ウィアーは一発屋かもと思っていたのだが、嬉しい誤算。計4,000円弱の上下巻を2日で読破してしまった。早くゴズリングの実写版を観たい!
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