今週、Amazonで最も注目された本をカテゴリ別に毎週更新しています。買いたい本が決まっていないときの参考にどうぞ!
1位 現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全: 脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!
著者:佐々木 俊尚
発行日:2022年01月28日
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投稿者:ラブ51
悪くはないが、一部は古すぎて使いにくいノウハウ
佐々木 俊尚さんは、日本を代表するジャーナリストであり、情報の使い手であると思う。本の読み方や情報の扱い方の本質的な部分は、多くの人にとってかなり参考になるはず。私はこの本を楽しみにしていたが、良い部分と悪い部分が同居していて、評価の難しい書籍といえる。読み手のレベルがある程度高ければ、必要な個所のみを参考にすればいいだろう。問題は、読み方や情報の扱い方に慣れていない人だ。著者は1961年生まれで現在60歳のため、やはり、具体的な情報の扱い方などが古く今から情報の扱い方を学びたい人には、不向きな内容が含まれている。情報の具体的な扱い方は、もっと若い世代の最新のやり方を学んだ方がいいだろう。タイトルが「読む力最新スキル大全」となっている。最近はやりの大全だが、あくまでも佐々木俊尚さんのやり方なので大全とは言えないと思う。副題の「現代病集中できないを知力に変える」につても十分に答えているとは言えないだろう。一番気になったのは、日本語メディアだけに偏っていることだ。重要な情報の多くは英語メディアである。翻訳を読めば済むと考えている日本の知識人が多いが、大きな間違いである。翻訳で読むのと、著者の言葉で直接読むのでは、伝わって来るパワーがまったく違って来るからだ。佐々木俊尚さんも英語のメディアにはほとんど触れていないことはよくわかった。ウォールストリートジャーナルの記述も出てくるが、おそらく日本語版だろう。
2位 一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書 公立高校教師YouTuberが書いた
著者:山﨑 圭一
発行日:2018年08月18日
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投稿者:ゲキバイオレット
教員の授業方針の参考書としても!
私は教員なので教員目線でレビューを書いてみる。世界史を教えるなかで、生徒が「内容が飛び飛びで時代のイメージがわからない!」と嘆いていたので、授業をどう進めるかずっと悩んでいたところ、このような書籍を見つけた。本文が比較的平易な文章で記載してあるので読みやすく、地図が適度に出てくるので歴史的事象を地理的な要因と結びつけやすく感じた。さらに、教科書特有の「国や時代が混乱する」という問題も「縦の繋がり」を重視して整理されているため、混乱せずに読めたと思う。また、各章ごとに色分けがなされており、時代ごとに「色」を利用してイメージをわかせるのはかなり役立った。世界史の授業を進める上での参考としてはかなり良質なものであると私は感じた。飽くまで『参考』であり、「知識」はこれから教えていくリアル教員がスパイスとして付け加えていくものなので、「世界史という難解な迷路をどう攻略するか」の手引きとして見るのが良いだろう。索引をつける、振り仮名を増やす(中国史や国際機関名)などの改善をすれば、さらに使いやすい教科書になると考えた。
3位 中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。
著者:学研教育出版
発行日:2011年04月12日
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投稿者:アマゾンカスタマー
網羅していると書いてあるが…。
関係代名詞の所有格が載ってません。皆さんわかりやすいと書いてらっしゃいますが、説明は簡潔すぎます。「こういう場合は」が多発しますが、どういう場合なのか具体的な説明はありません。解説動画も(途中までしか見てませんが)、本に書いてあることを言っているだけにすぎません。練習問題は、同じような文章が多いです。何度も出て来て自然に覚えられるからいいという方もいるかもしれませんが、色々な表現を覚えたい人には不向きです。現在の所、「くもんの中学英文法」は音声が付いてないし(今後ダウンロードできる書籍を発売するそうです)、すでにダウンロードができようになった、「Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル」が最強だと思います。
4位 システム英単語
著者:霜 康司
発行日:2019年11月10日
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投稿者:おたま
最強の受験単語帳
もう13年近く前ですが、シス単で勉強しました。その後、大学2年でTOEIC900突破、大学4年で満点。英検1級一発合格(カナダ大使賞受賞)、通訳案内士一発合格。今では商社で海外営業担当として日々英語を使って業務しております。全てはこの単語帳のお陰だと思っています。因みにTOEIC900突破の時点では海外経験ゼロでした。(大学3年時に留学。これが旅行も含めて初めての海外経験でした。)通学中の電車でCDでミニマルフレーズを聞いて覚えていました。今でもフレーズはそのまま覚えています。最上級ではないという声も聞きますが、受験英語において、このレベルを全て暗記すれば間違いなく単語においては受験レベルは網羅できます。というかTOEICも800点レベルは超えてると思います。いつまでも、この単語帳で勉強して英語を得意にしてくれる受験生が増えてくれればと思います。
5位 【CD・音声DL付】キク英文法
著者:一杉 武史
発行日:2007年05月30日
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投稿者:カスタマー
文法書は本当に向き不向きがあると思う
広く浅く、網羅度はあるかと思います。良書だとも思います。ただ、解説もその分さらっとで、例えば副詞、不定詞、分詞、等々、、の感覚というか概念そのものが基礎的に分かっていないと、読み進めるのにつまづく本だと思います。例えば、目的語(o)になる品詞は名詞(n)と代名詞である。というような物凄く大事な概念がさらっと黒文字で一行だけ目立たないところに書いてます。ほかの品詞や働きに関してもそうです。その辺を整理するにはもの足りないなと思いました。基礎が分かる方はなんだそんなこと、と思われると思いますが、初心者の方はいわゆる日本語の品詞や働きの意味自体を整理出来てないことが多いと思うので、もう少しあれば、、と思いました。基礎固めが出来ている方で、繰り返しさらっと復習して読み返す分には問題ない本と思います。初心者向きではありません。初心者の方には総合英語beやブレイクスルーが断然丁寧で分かりやすいかと思います。その2冊は分厚くてくどいという意見もあるかと思いますが、一度必要と思うところだけ通し読みして自分の弱い所をマークして、付箋を付けて読み返すだけでも十分なイメージでした。個人的にはbeが1番見やすかったです。感覚的に見やすい、とか何となく興味をもって読み進められる、というのは理屈でなく大きなモチベーションの1つだと思います。文法書とは本来弱いところを埋めていく作業であると思うので、読んでロジックを理解する作業の時点で興味をそそられるものでないと、と思います。当書は文字がごちゃごちゃして読みにくい点も少し気になりました。
6位 独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法
著者:読書猿
発行日:2020年09月29日
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投稿者:疾風
勉強においては、結果が手段を正当化する
ごくごく平凡なことが書かれていますが、作者の体験に基づいており説得力のある内容かと思います。 他人の評価と自己評価がズレてしまうのは世の常なのでご容赦願いたいのですが、独学で進学・資格試験に挑もうと思われる方が最初に手に取る一冊としてはいささかハードルが高いと感じました。 私は、地方の公立高校出身で大学受験や資格試験の際あらゆる勉強法を試し自分でも考え実行し結果を残して来ました。その結論として言えるのは、勉強は「暗記すること」と「反復継続をいかに上手にやるか」がすべてです。これ以外はありません。 そして、巷にあふれる、勉強本の内容は主に「暗記」のためのテクニックであったり、勉強に対する「マインド」を書き綴ったものしかありません。そのため、本来ならばA4用紙にまとめられるような内容を無理やり引き伸ばして本にしているという格好になってしまっています。 ここで、「暗記」と「マインド」について、これらの効果的な方法というのは個人差があります。したがって、いくら科学的に効果的でも、合うやり方、合わないやり方はあるし、科学的に否定された方法でも人によっては効果的だったりするわけです。 例えば、英単語を100回書いて覚えると言った方法は、科学的には否定する意見が多いです。しかしながら、この方法がしっくりくると言って、実際に高校3年間反復継続してやり続け、東大模試の英語で100番以内に入った友達がいます。ただ、これほどの結果を普通は出せませんし例外だと思います。ひとつ言えるのは、試験で実力(知識)を吐き出せたということです。 つまり、非効率的な方法で「暗記」しても本番で再現できれば高得点が取れるということです。ここで伝えたいのは、「どんな方法でも暗記すること」と「継続すること」の2つが勉強法の原理原則であり、結果がすべてということです。なので、「やり方」という形にこだわらず自分自身が納得し信じられることを見つけ、実行し、修正して結果を出して下さい。独学はその意味で1番効率的かつ効果的だと私は思います。ただ、独学もひとつの勉強法のひとつでしかないということも理解して下さい。こだわる必要はありません。レビューとは関係ないところで盛り上がって長くなりましたが、ここまで読んで下さった方々全員の成功を願って、乾杯!
7位 NHKラジオ中学生の基礎英語レベル1 2022年 03 月号 [雑誌]
著者:
発行日:2022年02月14日
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投稿者:
8位 中1英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版 (中学ひとつひとつわかりやすく)
著者:山田暢彦
発行日:2021年02月12日
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投稿者:J_WR
現行の指導要領を反映し、使い勝手向上を図った正常進化版:紙版は発売キャンペーンあり
主に旧版をご存知の方向けの、改訂版での変更点のまとめです。・2色刷りからフルカラーに。・進捗管理のシール(小指の爪程度の大きさ、12図柄×11色パターン)がついた。・音声がCD以外に2種のネット配信でも提供される。・本文右ページ(練習題)下端に注意すべき点を1~2行でまとめた「ポイント」がついた。・これに伴い、右ページの問題が1問減っているような課(Lesson)もある。・「復習テスト」で区切られた複数の課によるグループが明確にテーマ化された(旧版では、復習テストのタイトルとしてのみ記載)。見開きの右端に、どんなテーマの課なのかが明記されるようになった。・見開きで構成される課単位でみると、対応する課については、説明の左ページ、練習題の右ページともほとんど同じ(上記の「ポイント」と練習題のわずかな変更程度)。課への内容の切り分けも、既存分は全く同じ。・ただし、上述の課のグループについては多少の前後がある。・また、中1英語については、過去形のグループに、be動詞の過去形を扱った第50課が新設。・教科書によっては先行して出てくる内容なのか、want to や there is といった項目をまとめた見開きが巻末近くに新設。・動詞の語形変化表(過去分詞なし、3単現・ing形あり)が巻末近くに新設。・「復習テスト」見開き右下の「ステップアップ」が「もっとくわしく」になり、内容が変わったページもある。・解答が分冊化された。また、復習テストではない本課についてはページ縮刷版に赤字で解答が入った形になり、薄い解答分冊だけ持っている状態でも書き換え・英作文の復習が行える。・本体価格が20円だけ上がった。指導要領改訂に合わせて単元内容を変えた(中2英語には現在完了の課が移ってきています)他は、おもに細かいところを使いやすく、取りつきやすくすることに注力した印象です。解説や問題は旧版との変更が僅少ですが、すでにかなりデキがいい本だったので、この点は問題にならないでしょう。中学レベルの英語について、基礎をしっかり固めたい、基礎からしっかりやり直したい学習者には良い手助けになる本だと思います。唯一不満があるとすれば、was/wereの扱いが導入から疑問文・否定分まで第50課だけで終わってしまっていることでしょうか。ただ、これは中2版に求められることのようにも思います。なお、出版社サイトでは授業動画(へのリンク、配信サーバはYouTubeを利用)があります。ただ、本書の分かりやすいところにはこの動画目次のページが掲載されていません。また本書発売の2021年2月12日現在、動画目次ページには旧版の書影が掲載されており、課の並びも旧版に基づいたものです。もうひとつ、購入した紙の本には「シリーズ(13冊)を2021年6月10日までに3冊購入すると、500円分の図書カード(の)ネットギフトが全員もらえる」キャンペーンのシールが貼られていました。※2月13日修正、表記で改行があったため誤解していましたが、もらえるものは「ネットギフト形式の図書カード」であり、修正前のような2択ではありませんでした)
9位 英単語ターゲット1900 6訂版 (大学JUKEN新書)
著者:ターゲット編集部
発行日:2020年01月30日
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投稿者:シャケとば🐟
誰もが最初は一語一義
実用がどうのこうの言ってるけど、あくまで限られた時間の中で、複数教科勉強しなくてはならない受験生にとっては、老害の発言でしかない。先を見据えてを考えるのは、英語系に専攻を考えている受験生だけで良いと思う。ターゲットはアプリと合わせて、とにかく頭に入れることに特化してると思う。一語一義は確かに危険だが、はじめのうちはそれで良い。いきなり沢山覚えようとするから、挫折してしまう。アプリと併用して、1900語の音を聞いただけで意味がわかるまでレベルをあげたら、その後に鉄壁や単語王などで補充していけば良い。・メリット一語一義でサクサク進むレイアウト、紙質、軽さ、サイズ良しアプリが安く、細かく設定可能(スピード、繰り返しの回数)※例)鉄壁のCDは高い割に融通が効かない・デメリット接尾辞、接頭語等の語源情報なし機械的な暗記になり、使い手を選ぶ派生語が覚えにくい(レイアウト的に)どんな文型をとるのか分かりづらい•自分が早慶合格したルートターゲットで広く薄く伸ばした知識を鉄壁で深めました。ターゲット1900↓鉄壁(抜け漏れ補充)
10位 大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】 (名人の授業)
著者:大岩 秀樹
発行日:2014年02月28日
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投稿者:あとザウルス
他の参考書が続かない人◎
現高校二年生、進研模試の英語の偏差値は35、それでいて偏差値60の大学が第1志望の困った奴だ。この参考書は厚さはそこそこ、第24講まであるのだが説明が話し口調、イメージが出来る図などもありどんどん進めて行ける。主は他の文法書など最初はなんとか食らいついていくがやはり途中でやめてしまっていた。だがこの参考書はスラスラ進めて行ける。1日20分もあれば1講座は進む。10日ほどで一周が終わった。既に3周はしている。たしかにこの参考書だけではまだ足りない。しかし基本がわかるだけで他の参考書にも手が出るようになった。
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