今週、Amazonで最も注目された本をカテゴリ別に毎週更新しています。買いたい本が決まっていないときの参考にどうぞ!
1位 月刊Hanada2022年9月号 [雑誌]
著者:花田紀凱
発行日:2022年07月26日
トップレビュー
投稿者:vehi-nana
星一つつけてレビューなし、お里が知れる
星一つつけてレビューなしって卑怯ですよね。
2位 22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる (SB新書)
著者:成田悠輔
発行日:2022年07月06日
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投稿者:火星
カネ稼ぎの最低な本
結局、何も変わりません。ただ成田悠輔が儲かるだけの本。ただそれがいい!
3位 ありがとう そして サヨナラ 安倍晋三元総理 (月刊Hanadaセレクション)
著者:花田紀凱責任編集
発行日:2022年08月02日
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投稿者:月下乃讀書人
買って良かった
本号を實際に手に取って見て、買って良かったと思いました。安倍晋三元総理の事跡を中心に、對談も含めて安倍総理の言葉の記録が満載されてゐて、カラーの口繪では「あの名場面」が揃い、グラビアにはプライベートも含めて人柄が傳わって來るスナップが中心、年表も要点が分かり易く纏められてゐます。ツイッターの投稿集は國民との触れ合いの様子が中心ですが、安倍さんを介して日本を知る、の観があります。安倍さんが27回も会談したあの大統領はツイッター集の一コマに登場するだけで、安倍さんの中で比重が大きかった割には小さい扱いのは仕方が無いですね。 常連の保守系言論人の名前が並んでいるので、毎度お馴染みの持論の展開は、、、とあまり期待していなかったのですが、その期待は見事に裏切られて「永久保存版」に相応しい内容でした。歴史的にインパクトのあった重要演説の原稿集が特に資料としての價値があります。ただ、表題の「そしてサヨナラ」の一言は「これからも見守って下さい」の様な文言の方が良かったのではないか、と思いました。
4位 月刊WiLL (ウィル) 2022年 09月号 [雑誌]
著者:ワック
発行日:2022年07月26日
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投稿者:shimaneko
悲しみを分かち合う
あまりに大きな存在だった。日本は大切な羅針盤を失ってしまった。保守系の雑誌が続々と追悼号を編んでくれ、購入するものの悲しくて開いても頭に入らない。その中でもWILLはバランスがよく、読みやすく、どの方の寄稿からも安倍総理への想いが溢れただただ共感した。もちろん知らない事も多く、あらためて感謝の念を強くした。他の方がレビューで「彼は日本のために何をした?」と書いておられ驚いたが、安倍晋三は日本の為に粉骨砕身尽力した人だ。それこそ本書を読んだ方がいい。私などが書くのも僭越だが、第一次政権の時の教育基本法の改正、防衛庁を防衛省へ格上げ。第二次政権になってからは「悪夢の民主党政権」からの経済の立て直し。400万雇用の創出を達成し、今30歳前後の人たちは安倍政権のおかげで楽々就職することができた。弛まない北朝鮮拉致被害者奪還への尽力。支持率を10%落としても通した安保関連法は今日本を護る確かな盾になっている。インド太平洋という独自の概念による安全保障の枠組みを提案、この地域の国際連携・クアッドとして結実。実績を上げ連ねればきりがない。それは各国要人からの弔意、空前絶後の追悼の有りようでも分かる。亡くなってからもマスコミはテロリストの言を頼りに統一教会で大騒ぎし、安倍さんと貶めようと叩いているが、安倍政権は2018年に消費者契約法の大改正で霊感商法被害を10/1に激減させた。マスコミはたった400人(警察発表60人。間違った日本語のプラカードを持った人も複数確認)の国葬反対デモをあたかも多数の民意のよう報道したが、全国に設置された追悼の場へ献花に訪れた方は10万人。まともな人は分かってる。悲しみを分かち合い安倍総理の意思を継いでいきましょう。
5位 13歳からの地政学: カイゾクとの地球儀航海
著者:田中 孝幸
発行日:2022年02月25日
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投稿者:一日一生
2時間で地政学と生き方が勉強できる
謎の古物商の店主と、高校生と中学生の兄妹によるやりとりを中心としたストーリー仕立てで、最新の国際情勢や地政学を一気に学べる良著です。私は海外駐在3年のサラリーマンですが、欧米のビジネスパートナーと接すると、彼らは若いうちから地政学を考えながら生き方やビジネス戦略を練るという考え方の癖がついていると感じます。日本人がこの点で弱いのは、大学までの学業で安全保障も交えた地政学のリアリズムを学ぶ機会が少ないからだと思います。その点でこの本は中高生向けの副読本となるのはもちろん、社会に出たてのビジネスマンも読む価値が高い本だと感じました。複雑なウクライナ情勢の経緯も、報道で見る以上にすっと頭に入るはずです。ぜひ、最後まで読んだ方がいいです。最後には少し哲学的な問いかけが待っていますので。
6位 絶対悲観主義 (講談社+α新書)
著者:楠木 建
発行日:2022年06月22日
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投稿者:タケシ
より個人の考えに踏み込んだエッセイ集
「ストーリーとしての競争戦略」「逆タイムマシン経営」など、流行に左右されず経営の本質を突いた考え方を「痺れる」などのことばで分かりやすく伝える天才だと思う。自分は学者であり企業経営のプロではないと述べるなど、経営学者の大御所や経営コンサルタントとは一線を引く謙虚さがまた良く、私は大ファンで、セミナーも多数拝聴している。今回も大筋の内容は期待通りで、ビジネス書に比べてより個人が歩んできた人生や趣味にも及ぶ考えを披露してくれており、ファンにはたまらないものだ。ただ、少し個人的な主観に踏み込みすぎて、個人名を出して嫌いだなどと述べるところが後味の悪さを感じてしまった。(ほとんどの方は、あとから大好きになったとしているが)
7位 第三次世界大戦はもう始まっている
著者:エマニュエル・トッド
発行日:2022年06月17日
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投稿者:sarius
ヨーロッパの覚醒に期待する
またひとり「知の巨人」に出会ってしまった。 今般のウクライナ戦争について、〈主権侵害は犯罪〉〈被害者は自業自得〉〈加害者には領土と斟酌を〉。 この三つの主張のジャグリングを器用にやってのける離業は素晴らしい。本書のおかげで、私たちが何を捨て、何を作り直さなければならないか、プライオリティーが明らかになり今後のヴィジョンが定まった。感謝のしるしに星二つ。 著者はヨーロッパに「目覚め」を期待しているという。ウクライナを支援してロシアと敵対するような「とんでもなく馬鹿げた話」から、ある日突然目を覚ますことを。例えばドイツは自分の間違い(ウクライナ軍事支援)に気づいて「もうやめた」と言いさえすればよく、フランスはついて行くだろうという趣旨の話をしている。(2022年5月30日・31付日経ビジネスのオンラインインタビューより) 私もヨーロッパが目覚めることを切に願う。ただし、全く別の朝に。 「ロシアなしではやっていけない」という思い込みから解放され、政治・経済・軍事の世界秩序を再構築する必要に目覚めなければならない。脱ロシア依存は急務である。しばらくは痛みを伴うにしても、平和のコストとして耐えていきたい。価値あるものはすべてそのように贖われてきた。 トッド氏の定見によれば、ヨーロッパの熱狂的なウクライナ支援は「集団的狂気」ということになる。(前出インタビューより) だが、現実のウクライナ支援者の多くは、別に熱に浮かされているわけではない。善玉(ウ)vs. 悪玉(ロ)のどっちが勝つかという単純な二元論に興じているのは主に10歳未満(精神年齢含む)の人たちだ。それ以外の者にとっては、現在、そして将来の文明社会の構成員が、主権侵害とその再犯を許すか許さないかの問題なのだ。 「主権の尊重」は世界の国々が平和共生するための大前提であり、この基本中の基本ルールを繰り返し破って国際社会に多大な迷惑をかけるロシアに対して、私たちは “No!” を突きつける。これが逆に、ウクライナ軍がロシアに侵攻してサンクトペテルブルグやモスクワを襲撃したのだったら、私たちはウクライナに対して断固 “No!” と言う。 ロシアがウクライナとの現状国境線は正しくないと考えるなら、なぜ1991年に正々堂々と不服を申し立てなかったのか? いったん承認したものを、やっぱり惜しくなったからと武力で無理やり変更しに行く厚かましさとみっともなさは、誰がどんなレトリックを駆使しようと擁護できるものではない。 将来、どんな小さな国であっても、そこに主権と領土がある限り、再び帝国主義国家の侵略と脅迫に悩まされることがないように、EUとその賛同国があらゆる知恵と行動力を示す時が来ていると思う。 自称「冷酷な歴史家」は、ウクライナは人工的に作られたもので、成熟した健全な国家ではないという。 だが、初めから成熟した立派な国などない。未熟だろうと貧しかろうといまだ覚束ない改革途上にあろうと、国際的に承認された主権国家である以上、自国の方向性は(国際法の範囲で)よその国の顔色を気にせずに自決する権利があり、その決定が気に入らない赤の他国が報復のために武力で攻め入るなど論外である。子どもは毒親から、妻は暴力亭主から、ウクライナはプーチンから離れて自分で友達を選ぶ権利がある。(ウクライナ東部にロシア恋しの少数「民族」がいて保護が必要というのなら、プーチンが自国に引き取って面倒を見てあげればいいではないか。) 地政学も歴史学も、ナチスドイツ時代には領土拡張の戦略論として使われた。学者はその悪しき伝統を断ち切るよう、倫理的進化の立ち遅れた大国の指導者を説得することに頭を使うべきだ。 トッド氏について言えば、いち読者の身で僭越ながら、一つ宿題を出したい。:インターネット・リテラシーを向上させてネット上の情報も活用すること。 この人の情報源は主にテレビ、新聞、書籍雑誌で、オンラインでは主要メディアの電子版を読むぐらいらしい。そのためか、時々現実と乖離した奇説が登場する。微笑ましいこともあれば、迷惑なこともある。とんでもなく鈍感だと思うこともある。 例えば本書では、ヨーロッパ人の「非合理的なロシア嫌い」の理由がよくわからないと嘆いているが、SNSをちょっとのぞけばプーチンとロシアが嫌われる理由はゴロゴロ出てくる。プーチンが情報統制のためにTwitter等SNSへのアクセスを遮断する前は、ロシア国内からの発信も活発だった。 また、ロシア発展の証左の一つとして自殺率の低下を挙げているが、不審死率を調査したことはあるのだろうか? イギリスの積極的なウクライナ支援と強烈な反露感情に驚いたというが、2018年に英国南部で起きたソールズベリ毒殺未遂事件一つとっても、嫌われるには十分な理由である。テレビのニュースに加えて〈Bellingcat〉などのサイトでフォローしていれば、イギリス国民の嫌露・反露は容易に理解できるはずだ。政府の工作員が観光客のふりをしてノビチョク(一度付着すると50年汚染が続くと言われる)を持ち込み暗殺を企てるような国を友人と思えと言われても困る。 定年退職した学者といえども、昔の予想が当たったことを喜ぶだけでは虚しい。まだ本を書く気があるのなら、時にはインターネットというゴミと宝の海に果敢に飛び込んで自ら情報を狩り、知識や事実認識をアップデートしてはどうか。今どき主要メディアの報道に頼るだけでは研究者は務まるまいと思うのだが。 過去・現在の情況分析に加えて「より良き未来」へのリンクを持たないならば、あらゆる学術研究は「知」の独り遊びに終わってしまう。 2019年の大統領選挙。やがて来る未曾有の国難に立ち向かうために運命がウクライナを委ねたのは、人々が「道化」と呼んだ男だった。 2022年にロシアの軍事侵攻が始まったとき、彼は「脱出を支援する」という声を聞き入れて国外へ逃げることもできたのに、首都にとどまる道を選んだ。最も困難なときに、最も期待されていなかった「普通の人」が、最大の勇気と抵抗を世界に示した。 古今の英雄譚が人の心をつかむのは、その始まりの多くが「小さき者」であるからだ。小さき者、貧しき者が過ちや苦難を乗り越えて成長し、やがて偉大な王となる物語は人類を永遠に魅了する。 そんな英雄伝説を共有する人々の間で、ウクライナの現大統領はすでにヒーローである。短所も失敗もひっくるめて、一日一日、渾身の力で歴史に自分の生き様を刻んでいる「普通の人」を、私たちはリアルタイムで見ている。おそらくはエマニュエル・トッド氏の令名と生涯の全著作が忘れ去られた後も、末長く世界の記憶にとどまるであろう人物を。 今後もゼレンスキー氏の人間的成長とリーダーシップの円熟に期待しつつ、ウクライナとEU含む民主主義陣営の最終勝利を見届けたいと思う。
8位 テクノロジーが予測する未来 web3、メタバース、NFTで世界はこうなる (SB新書)
著者:伊藤 穰一
発行日:2022年06月06日
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投稿者:早乙女 輝(Hikaru Saotome)
時代にとりのこされないように本書を読んだがよかった!
結論!Web3の未来の世界をわかりやすく説明してある良書です。時代にとりのこされないように本書を購入しました。著者の伊藤穰一氏は、2008年米国Business Week誌にて「ネット上で最も影響力のある世界の25人」に選出され、輝かしい実績もここに記載出来ないくらいあります。ただただ、とにかく凄い人です。内容は、Web3という今、我々は激震が起こる入り口に立っているというとが具体的にかかれています。現在、世界的に大きな関心事になっていることは、「誰がweb3時代の覇者になるか」です。現在、世界的中の誰もが知っているディズニーは、人気、知名度、ビジネスプランにおいても、誰もが認めるナンバーワン企業です。そのディズニーより、成功する企業名はBored Apeと著者は予想しています。著者は、将来的に第6章で、そのディズニーを追い越す勢いのある「マイクロソフト、Meta、Twitter、ソニー VS Bored Ape」の戦いになっていくのではないかと予想しています。話は、現代に戻します。Web2.0では、自分のネットワークがGoogleやFacebookといったプラットフォームに紐づいていました。自分の持ち物であるはずなのに、自分の自由に扱えないということを我々は学びました。我々の日本で、Web3が浸透することは、海外の巨大企業の手に握られていた所有物を、日本人が自分たちの手に取り戻すこと、ともいえます。これは、失われた30年を取り戻すチャンスだ!と私も思いました。そういった意味でも、本書はとても興味深いです。以下は本誌よりを理解してもらうため、各章を私なりに工夫して、詳細に記載させていただきました。ご参考にしていただけましたら幸いです。『尚、大変厚かましお願いで恐縮ですが、一番下の欄に『参考になった』を軽く、やっぱり強くタップしていただけますと私の生きる希望になります。』m(._.)m【目次】【はじめに】・世界は、新しいルールで動きはじめた・web3「ガバナンス・働き方・組織」の前提が覆される・メタバ -ス コロナ禍で結びついたweb3とバーチャルリアリティ・NFT「お金に替えられない価値」が可視化される【序章】〜web3、メタバース、NFTで世界はこうなる〜・Web1.0 Web2.0そしてweb3は、どんな革命を起こしたか・web3のキーワードは「分散」・世界はディストピア化する?・2022年はなぜ、「web3元年」になったのか・加速するクリプトエコノミーへの人口移動・web3とは、 「トークン」が行き交う世界・「通貨」でしかないビットコイン、「コミュニティありき」のイーサリアム・Web1.0は「読む」、Web2.0「書く」は web3は「参加する」・新経済圏で、社会問題が解決する・「メタバース」はどこにあるのか・世界はこれから、こうなる【第1章】 〜働き方 -仕事は、「組織型」から「プロジェクト型」に変わる〜・ビジネスは「映画制作」のようになる・プロジェクトは「パズルのピース」を組み合わせるものへ・より手軽に、より強く結びつき、成し遂げる・DAOで 「株主、経営者、従業員」の構図が崩れる・働き方は、勤め先に縛られなくなる・仕事は、おもしろいことに「本気で参加する」ものになる・報酬、配当、権利を「トークン」が司る・DAOは万能なのか・「お金に換算できないトークン」の価値・仕事の「内容・場所・時間」からの解放は、格差是正につながるか【第2章】〜 文化 一人々の「情熱」が資産になる〜・ブロックチェーンで実現した真贋・所有証明・「NFTバブル」の次に来るもの・「かたちのない価値」が表現できるようになる・アーティストが事業者になる・NFTが環境を破壊する?・文化は「消費するもの」から「コミュニティに参加するもの」になる・「D to F」で変容するファンコミュニティ・「好きだから買う」ことにこそ意味がある・「売れそうなNFT」だらけのウ ットはダサい・何をNFT化したらおもしろいか・たとえば「宗教的行為」「学位」をNFT化する・BANKLESS-銀行なしで生きる若者たち【第3章】〜 アイデンティティ -僕たちは、複数の「自己」を使いこなし、生きていく〜・人類は、「身体性」から解放される・ニューロダイバーシティ-「脳神経の多様性」が描く未来・バーチャル空間の「自分の部屋」でできること・web3で、人はふたたび「所有の主体」になる・自分の「評判」をマネジメントする・場ごとの文脈に沿った自己として存在する・「本当は何者なのか」が関係ない世界【第4章】 〜教育─社会は、学歴至上主義から脱却する〜・学歴以上に個人の才能を物語るもの・学びと仕事が一本化する・学ぶ動機が情熱を生む-web3がもたらす「参加型教育」・文系理系を分けるナンセンス・「下請け」に甘んじてきた技術者を解放せよ・web3は役に立つか 答えは自分のなかにある・本物の「アントレプレナーシップ」を育てる【第5章】 〜民主主義-新たな直接民主制が実現する〜・ガバナンスが民主化する・衆愚政治に陥らないために・既存の世界は、新しい経済圏を敵視するか・加熱し続けるクリプトエコノミー・必ず知っておくべきリスク・「新たな支配者」が現れるか、「真の民主化」が叶うか・DAOに見る、環境問題解決への道筋・新時代のメリットを享受できる人、できない人・web3参入のファーストステップ【第6章】〜 すべてが激変する未来に、日本はどう備えるべきか〜・最先端テクノロジーが、日本再生の突破口を開く・「参入障壁」という巨大ファイアーウォールを取り払う・デジタル人材の海外流出を防げ・「ネクスト・ディズニー」が日本を席巻する日・なぜ日本では破壊的イノベーション企業が生まれないのか・ムーブメントを一過性のブームで終わらせないために・ドメスティックをデジタルへ、デジタルをグローバルヘ【おわりに】以上。【まとめ】最後まで、レビューをお読み下さりありがとうございます。本書に未来の姿を伝えてもらい、私たちにより多くの知的好奇心を満たしてくれる本でした。【レビューを終えて一言】『私の知りたかったWeb3.0のことや、今後の未来のうつりかわりがよくわかり勉強になりましました。著者に感謝です。』Web3、メタバース、NFTに関心があるみなさまにお薦めしたい一冊です。
9位 先生、どうか皆の前でほめないで下さい: いい子症候群の若者たち
著者:金間 大介
発行日:2022年03月18日
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投稿者:早乙女 輝(Hikaru Saotome)
現代の若者の行動心理学白書
結論!若者の行動心理、また対処方法についてもよく理解できる。結論!横のつながりを重視する日本人や自分の意見をはっきり述べることができない学生がどうしてそういうことに陥っているのかをしっかりとしたデータをもとに記載されているので説得力がある良書です。私が本書の中で私が一番面白いと感じたところは第9章の日本人と他の国と比較したことをうまく表現している有名なギャグである。間違いのないように伝えるため、この部分を抜粋して添付させていただいた。୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧【第9章】〜他人の足を引っ張る日本人〜 ・125カ国中125位の称号クイーンエリザベスⅡ世号を連想してください。タイタニック号でも構いません。そんな国際大型旅客船が、浅瀬に乗り上げ沈没しそうになっています。船長は救命ボートを用意させましたが、女性や子どもを優先した結果、ボートはいっぱいになり、男性の多くはかなりの高さから海に飛び込まなければなりません。当然ながら彼らは皆、ジャンプするのをためらっています。そこで船長は、彼ら に対し次のように活を入れました。アメリカ人へ向けて: “Go! Jump!! And you will be a hero.”「さあ、ジャンプしよう。そしてヒーローになるんだ!」ドイツ人へ向けて: “Jumping is a rule of the ship!!”「ジャンプすることがこの船のルールなのだ!」イタリア人へ向けて : “If you jump now, you are going to get women’s hearts.”「今ジャンプすれば、女性たちのハートはあなたのものになるだろう」韓国人へ向けて:”The Japanese guy has already jumped.”「日本人はもうジャンプしたぞ」日本人へ向けて: “Just look at people around you. Everyone is jumping.”「周りを見てみなさい。皆ジャンプしてるぞ」おもしろい。が、笑えない。日本人にとってはそんなエピソードじゃないだろうか。日本人に挑戦させ るなら、皆に同じ行動をさせればいい。 アメリカ人め、よく見ておる。そう考えると、笑えないどころか、少し怖いくらいだ。 ここまで、現在の若者たちをいい子症候群と称 して、彼らの横並び主義や意思のなさを見てきたが、何のことはない、それは昔から日本全体がそうだっ たという話だ。しかも、海外からもバレバレなレベルで。୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧本書より一部抜粋して紹介この文章のように私も大人になって、世界一周をしたり、海外の書物を読んだり、本場ハリウッドに行き気付いたことがあります。日本人は一人だけというを非常に嫌う民族であり、みんなで一緒に行うことが当たり前。では具体的に、我々日本人はどうすればよいのか本書に記載されています。【まとめ】最後まで、レビューをお読み下さりありがとうございます。本書に若者の気持ちを伝えてもらい、それが集団になると集団心理がどう変化していくのか?という知的好奇心を満たしてくれる本でした。【レビューを終えて一言】『私の知りたかった若者の行動、その解決策がよくわかってスッキリしました。著者に感謝です。』学生、社会人問わず、すべてのみなさまにお薦めしたい一冊です。
10位 【宝島社】三原羽衣写真集(仮)
著者:三原 羽衣
発行日:2022年09月22日
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