今週、Amazonで最も注目された本をカテゴリ別に毎週更新しています。買いたい本が決まっていないときの参考にどうぞ!
1位 死なばもろとも (幻冬舎単行本)
著者:ガーシー(東谷義和)
発行日:2022年08月02日
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投稿者:chatacat
胸糞悪くなっただけ。
ユーチューブはわりと楽しんで見ていた。芸能人の暴の芸能界の汚い世界を世にバラし、有名人だからとやりたい放題の今までは今後は成り立たないぞ?的な警告にもなっただろう。胸糞悪くなったのはガーシーの学生時代、泥酔させて襲ったことはない!だから俺はナンパ師だ。とかの自慢女子大とコンパしたりナンパしたりして遊びまくり、やりまくった。地方からウブな女の子らを食いまくった。沖縄に200人で旅行計画して食いまくった。自分さえ良ければ遊んで捨てても無関心で女は使い捨て。こんなのに遊ばれた子がもし自分の家族や娘ならどうか?それが性格なんだろうが、こうして恥ずかしげもなく書籍で販売とはな。結局は女の子を紹介して芸能人と友達だからと吹聴。自分だって遊んでる芸能人と変わらんだろう
2位 13歳からの地政学: カイゾクとの地球儀航海
著者:田中 孝幸
発行日:2022年05月13日
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投稿者:一日一生
2時間で地政学と生き方が勉強できる
謎の古物商の店主と、高校生と中学生の兄妹によるやりとりを中心としたストーリー仕立てで、最新の国際情勢や地政学を一気に学べる良著です。私は海外駐在3年のサラリーマンですが、欧米のビジネスパートナーと接すると、彼らは若いうちから地政学を考えながら生き方やビジネス戦略を練るという考え方の癖がついていると感じます。日本人がこの点で弱いのは、大学までの学業で安全保障も交えた地政学のリアリズムを学ぶ機会が少ないからだと思います。その点でこの本は中高生向けの副読本となるのはもちろん、社会に出たてのビジネスマンも読む価値が高い本だと感じました。複雑なウクライナ情勢の経緯も、報道で見る以上にすっと頭に入るはずです。ぜひ、最後まで読んだ方がいいです。最後には少し哲学的な問いかけが待っていますので。
3位 鍋に弾丸を受けながら 2 (カドカワデジタルコミックス)
著者:森山 慎
発行日:2022年08月10日
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投稿者:いたりあん
本編もさることながら
書き下ろしやコラムが素晴らしいコロナ禍の中すっかり萎縮していた異邦への旅への憧れがむくむくともたげてくるドバイ行きたいブラジル行きたい
4位 限りある時間の使い方
著者:オリバー・バークマン
発行日:2022年08月16日
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投稿者:c hec
ハウツー本ではなくエッセイ系の本
「限りある時間の使い方」というタイトルなので、てっきり効率的な時間の使い方などを紹介するタイムマネジメントのハウツー本かと思ったら違いました。人生の短さに対するエッセイ的な本です。エッセイっぽいので、筆者の思いみたいな文章が非常に多いです。半分くらいまで読みましたが、苦痛で、時間の無駄と判断し読むのは止めました。このタイトルから、タイムマネジメントのハウツー本だと期待した方にはお勧めしません。
5位 禁断の中国史
著者:百田 尚樹
発行日:2022年11月25日
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投稿者:waka
中国に性善説は通じない
石平氏などの書に既に書かれていることもかなりあったが、初めて知る話もあり、読み応えはあった。まず中国の虐殺は、他国と桁が違う。邪魔になった人間は、世話になった人でさえもでっち上げの罪で粛清する。本人だけでなく、一族郎党数千人から一万五千人虐殺したケースさえある。たった一人を排除するために、一万五千人が虐殺されたのである。漢末期には虐殺の嵐で、数十年で人口が6,000万人から500万人~1,500万人にまで激減したという。また処刑方法の残虐さと種類の豊富さは他国と比較にならない。日本でもヨーロッパでも昔は残酷な刑はあったが、時代が下がると徐々に姿を消していったが、中国では20世紀に入ってからも、できるだけ苦痛を長引かせ、少しずつジワジワと殺していくという刑が民衆に人気があり、公開処刑には大勢の見物客が集まったという。また大飢饉のときに子供を交換して殺して食べたという話は知っていたが、普段の生活でも「人肉食」は普通に行われていたという。平時に、主君に忠孝を示すために子供を殺して人肉スープにして差し出したという話も特に珍しくないという。唐の時代から市場で人肉が売られ、その値段は犬や豚より安かったという。清朝末期には、さすがに市場で公然と人肉が売られることは少なくなっていたが、人肉嗜好者の金持ちたちは様々なルートを使って、処刑された罪人の肉を手に入れたようである。日本では、中国は「偉大な国」「優れた文化の国」というイメージを持つ人が多いが、それは過去の多くの先人たちが日本人向けに翻訳した「中国」なのである。中国四千年の歴史の中で平和な時代など一度もなかった。庶民の命などは常に虫けら同然で、基本的人権などどこにもなかった。そのため人々は生き残るためなら何をしてもいいということを学んだのである。謀略や裏切りは、中国では「悪」ではないのである。中国および中国人に対し、性善説をもって接するほど危険なことはないと、百田氏は述べている。
6位 失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
著者:マシュー・サイド (著)
発行日:2022年04月20日
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投稿者:Kindle Customer
失敗の事例集としても面白く、組織論としても参考になり、また個人の日々の改善活動にも役に立つ
航空や医療といった「失敗」が致命的な業界における様々な事例をもとに、「何故失敗は起きるのか?」「何故失敗は繰り返されるのか?」「どうすれば失敗を減らすことができるのか」という本質的な問いに答えようとする意欲的な一冊です。単に失敗の事例を紹介するだけでなく、「失敗」が起きるプロセスを分解し、そこに介在する人間心理や組織論を踏まえながら、「失敗」から学習するシステムの構築方法についても詳細な説明が成されており、また語り口も軽快で読みやすく、全体として楽しみながら読める仕上がりになっています。ハッとさせられるような失敗の事例と原因の究明、それらから学び改善を試みる人々の姿は刺激的である一方で、自分がいかに失敗から学んでいないかを痛感させられる体験でもありました。「ミスが多いことに困っている」「改善したい気持ちはあるがどうしたらいいかわからない」「そもそも何故ミスが発生するのか理解できない」という人には是非手に取ってもらいたい一冊です。以下、私の頭の整理を兼ねて、自分の意見を織り交ぜながら内容を要約します。まず筆者は、特に失敗が致命的になる業界として航空と医療の2つを挙げていますが、この2者は共に失敗が致命的であるにも関わらず、失敗に対する姿勢が全く違うと述べています。具体的には、航空業界においては失敗が起きると様々なデータやフィードバックからその構造が解明され、それが自社内だけでなく業界全体で共有され、全体として改善のための対策が成されます。飛行機には様々なデータを収集するブラックボックスが設置され、またパイロットはニアミスを起こしても10日以内に報告書を提出すれば処罰されないというように失敗の報告を奨励する文化があるそうです。一方で医療業界においては、失敗が起きても詳細なデータは記録されず、関係者は責任追及を恐れ口を閉ざし、失敗の構造の解明は困難を極め、結果として同じ失敗が何度も繰り返される構造になっています。筆者の主張は、失敗から学習するためには、個人の失敗を追及するのではなく(個人のミスがゼロにできるほど単純な仕事ではない)、個人の失敗を大事故に繋げないための仕組みが必要だということです。問題は「誰が悪いか?」ではなく、「どうすれば改善できるか」なのです。何か失敗が起きると、人はつい誰かの責任を追求することに夢中になりがちです。しかしそれが改善のために何の役にも立たない、あるいは、むしろ改善を妨げてしまうのであれば、それは「失敗からの学習」という目的に照らし合わせれば、成されるべきではないのです。この観点に立てば、失敗から学習する組織に必要なものが見えてきます。それは、①日々のオペレーションが記録されていること、②失敗を報告・共有することを奨励する文化・制度があること、③失敗の事例を収集・解析し改善計画を立案・実施する組織があること、です。具体的にみていきましょう。①の「日々のオペレーションが記録されていること」は、失敗が発生した時に原因を究明するのに必要なものです。例えば航空業界においてはブラックボックスが設置され万が一墜落しても必ずデータが収集できるようになっていますし、あるいは飛行機が事前に設定された高度を逸脱すると自動的にエラーレポートが送信されるような仕組みがあります。こういった具体的なデータを収集する仕組みが無ければ原因が解明されず、失敗の改善はありえません。②の「失敗を報告・共有することを奨励する文化・制度があること」は恐らく最も難しく、失敗からの改善を妨げる最大の要因でしょう。人が失敗を認めるのは困難なことです。人は自分が正しいと思いたい性質を持っているため、それが間違いだと指摘されると怒りを感じる傾向が強く、また実際に失敗を認めれば責任を追求されることも多々あります。しかし、①と同様に失敗からの学習には、関係者のフィードバックが必要なのです。そのために仕組みとして必要なのは、情報提供者の保護です。例えば航空業界では、事故の調査結果を民事訴訟で証拠として採用することが法的に禁じられているため、当事者としてありのままを語りやすい、と本書で述べられています。また、失敗には必ずその前段階である「ヒヤリ・ハット」が多数あり(ハインリッヒの法則)、それらは報告されなければ気付かれません。そういった正直なフィードバックが奨励される文化と、それを醸成するための仕組み作りが求められています。③の「失敗の事例を収集・解析し改善計画を立案・実施する組織があること」は、個々の組織の内部と、強い権限を持ち独立した外部機関の両方が必要です。何故なら、改善活動には客観性の担保と実行力が必要だからです。航空業界においても様々な独立調査機関が存在し、多くの権限が与えられ、彼らの調査が業界としての改善活動に大きく貢献しています。最後に、この本を読んで思い出した言葉があります。哲学者キルケゴールの言葉で、“Life can only be understood backwards; but it must be lived forwards.”(人生は後ろ向きにしか理解できない。しかし前向きにしか生きれない。)というものです。人間は失敗する生き物です。しかし過去の失敗を無かったことにできない以上、それを糧にして前に進むしかありません。その上で、本書は非常に有益な視点を与えてくれました。
7位 「静かな人」の戦略書──騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法
著者:ジル・チャン
発行日:2022年06月29日
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投稿者:abc6
共感、実践的
著者は「内向型度96%」といいながら、とてもうまく自らの性質を理解して、「自分自身を使いこなしている」ように思いました。私自身、外向的な人への多少の憧れもありつつ、違和感をもつことも多く、もやもやしてきた部分がありますが、そうしたいろいろをうまく言語化してもらった思いです。著者は「無理に外向型にならなくてもいい」「自分なりの長所を生かせばいい」と言いますが、言われてみるとその通りで、どこでもパッと出てぺらぺらしゃべったりできなくても、慎重に準備して本番にのぞむようにすれば、どこでもそれなりの内容を話すことはできます。会合などでぱっぱと軽妙な会話ができないというのもありますが、ちゃんと準備して、必要な人と必要なことをもれなく話して帰ればいいというのもその通りです。また、内向型と外向型が惹かれ合うというのもかなり思い当たる節があり、そうか!と思いました。要は自分はどういう人間かを知り、無理に合わないことをしてストレスを感じたり、引け目を覚えたりする必要はなく、自分の強み、弱みを意識して、自分なりに対応すればいいのだということかと思いました。自分だけでなく、他人や子どもを理解するのにも役立ちそうです。また、アメリカで活躍する台湾人が書いたというのも、職場という外向的人間が中心の環境で活動することの典型的な例になっていてわかりやすいです。
8位 ジェイソン流お金の増やし方
著者:厚切りジェイソン
発行日:2022年03月18日
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投稿者:Gent a.k.a
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芸人としての厚切りジェイソンさんが好きで、ご本人の経歴等はよく知らないまま、興味本位でkindle版を購入しました。自分は30代半ばですが、「投資は損をする、毎日株価をチェックしなければいけないのでは」という漠然とした不安から、資産を増やす試みを全くしてきませんでした。よく本屋に並んでいる投資の本を手に取って眺めてみるのですが、どの本もそれぞれ分かりやすく書いていてくれていると思うのですが、自分の不安を解消するには至りませんでした。この本に書かれていることはとてもシンプルです。・支出を減らすジェイソンさんの節約哲学(コンビニは原則使わない、家族でお金の価値観を共有する等)は多くの人にとって共感できる内容だと思います。・簡単で堅実な投資から始めるNISAやインデックスファンド等、言葉自体は知っていても、具体的に何をすればいいか分からないといった方は多いと思います。この本では投資信託の基礎中の基礎をさらっと学ぶことが出来て、かつジェイソンさんのお勧めの投資の始め方を、自身の経験と考えを基にして具体的に教えてくれます。・お金を増やすことがゴールではないあくまでお金を増やすことは自分や家族が幸せになる為の手段である、ということが繰り返し語られています。この部分が人間としてとても信頼出来る人だと思います。自分はこの本を読み終わってすぐに楽天証券の口座を開設しました。最後に、この本の中で一番自分に深く刺さった言葉を紹介させて頂きます。『継続しろよ。ただやれよ。なんで続けようとしないの?』
9位 アイドル2.0
著者:コムドット やまと
発行日:2022年08月18日
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投稿者:匿名
最高
最高
10位 数値化の鬼──「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法
著者:安藤広大
発行日:2022年09月30日
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投稿者:スポマンJAPAN!
数字を使って伸びている時こそ、数字の裏側にある大事なものが見えるようになりたい
書いてあることは悪くないが、著者にはパーソナルフィロソフィーが欠けている箇所が散見され、非常に危うく感じる。私が投資家であれば、投資はしない。山口周氏と足して2で割る必要を感じる。「プロ野球選手でいえば、普段どれだけ派手に遊んでいようが、試合で活躍してくれればいいわけです。」このような一文に愕然とし、残念な気持ちになる。そんなのが、良いわけないだろう。どんな手段を使っても、結果さえ出せばいいなんて粋がってる人間は、危うい。数字を使って伸びている時こそ、数字の裏側にある大事なものが見えるようになりたいものだ。
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