今週、Amazonで最も注目された本をカテゴリ別に毎週更新しています。買いたい本が決まっていないときの参考にどうぞ!
1位 アシュタール 宇宙の真実 77のディスクロージャー
著者:ミナミAアシュタール
発行日:2022年09月15日
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投稿者:クリオネ6
待ってました!
届くのが台風の日だったので心配していたのですけど、無事届きました。アマゾンさん凄い。本は出だしからして良かったです。私の仲間はあまり共感してくれないんで、何を信じていいか分からなくなりつつもミナミAアシュタールを推してます。素敵な本をありがとうございます。
2位 オーバーロード16 半森妖精の神人 [下]
著者:丸山 くがね
発行日:2022年07月29日
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投稿者:Kindleユーザー
本当に終わる?
巻末の状態から、次巻以降のある程度の推測はできても、完結への予測ができません。期待はしています。それをさらに上回る展開を期待し、早く次巻が出ることを待っています。
3位 「十二国記」30周年記念ガイドブック
著者:新潮社
発行日:2022年08月25日
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投稿者:くま
登場人物紹介に琅燦が居ない!
私には珍しく予約した。レビューが遅れたのは、年表の確認に取り掛かるのが遅れたためである。ただ、届いた日にざっと読んで、私は直ぐに重大な欠落に気がついた。今までのどのレビューをよんでも、そのことに言及している人がいない。何故気がつかないのか?読者子敬は所与の物語を有り難く受けとるのみの民なのか?怪奇幻想ライターという肩書きの朝宮運河氏が、「作品紹介」「主な登場人物」「用語解説」「十二国記物語年表」「十二国記物世界地図」という冒頭の最重要事項を一手に引き受けている。ネタは、おそらく我々と同等の刊行された本以上のものだ。私の知らないインタビューなのか、編集者なのか、著者本人なのか一切わからない。所々重要な事をさらっと書いていたり、重大な欠落があったり、私は大いに動揺している。もちろん、萩尾望都の投稿再録や、小野不由美ロングインタビューなども面白かった。気がついたことを全部載せると大変迷惑な長文になるので、端折って載せたい。⚫︎先ずは「重大な欠落」について。「主な登場人物」欄には約40人もの主役、準主役、脇役の紹介があり、耶利という謎の少女さえ載せているのに、ある意味「白銀の墟 玄の月」の影の主役というべき琅燦(ろうさん)が紹介されていないのである!もちろん彼女の紹介は「謎めいた人物」だけでは済まされない。記述が難しいのは予想されるが、無視は酷い。朝宮氏の意向だとすると、あまりにも乱暴だし、編集者の意向だと、その秘密主義には同意しかねる。小野不由美女史の深謀遠慮だとしたらわかるが、実際ハッキリしてもらいたい。⚫︎コラム欄で朝宮氏は、「(天の在り方に疑問を抱いた陽子のシーンを紹介し)この先おそらく重要性を増してくるはずだ)」と述べている。琅燦を記述しなかったことと併せて、この人「何かを知っている!」。⚫︎「用語解説」において、なぜか最重要事項の「天帝」について、さらっと書いている。即ち「十二国を創造し、天綱を定めたとされる至高の存在。王は天帝に代わって各国を統治する。王京で神々を束ね、世の中を調えると伝えられるが、人と交わらないため不明な点が多い」いやあ見事に誤魔化している。「とされる」とか「不明な点が多い」とか。同時に「天綱」についても書いている。「天帝が定めたとされる十二国全体の摂理。第一は「天下は仁道をもって治めること」(略)」第一項目って、何処かに書いてあったけ?でもこれは明らかに四書五経の世界観だと思う。重要な指摘である。⚫︎「十二国記」物語年表を載せてくれた。大変ありがたい。私が今まで作ってきたマイ年表を若干訂正しました。しかし、大事なところは訂正しなくてもよかった。少し嬉しい。公式ガイドブックでは、中嶋陽子の登極年を〈基準年〉としている。それを0年としているので、西暦は使っていない。私は、中嶋陽子が登場した「月の影 影の海」公刊年の1992年を基準として年表を作った。そうなると、泰麒が十二国に戻り、戴国で驍宗の捜索を開始するのは「黄昏の岸 暁の天」(2001)「魔性の子」(1991)とは違い、1994年になるのだが、その方が良いと思う。「魔性の子」は、当然だが、どう考えても携帯は無い世界であり、そのように設定しないといろいろな齟齬が出てくるからである。公式は最新世界の(こちら側の)年代を明らかにしていないが、90年代とするべきであろう。才国、芳国の年代は、公式ガイドブック年表とはかなりの違いがあった。当然公式の方にすり寄せた。私の読み間違いだと思う。〈公式では〉「(神話の時代)天帝、一度世界を滅ぼした後、十二国の世界を作る」とあった。朝宮氏は、この記述の「根拠」を明らかにしていない。これがホントだとすると、十二国創成は少なくとも5000年くらい遡ることになるが、私はそれに与しない。私は「白銀の墟 玄の月(3)」において、「十二国創成」の物語を自ら創作した。また、「白銀の墟 玄の月(4)」で、十二国の構造について自説を開陳した。マイ年表は、当然それに依って書いている。十二国マイ年表(92年を基準年とし、西暦に置き換えた)BC212年 十二国創世1000年ごろ 戴国の代王、捨身木に火をかける。その罪により戴国の国氏が代から泰に変わる。1400年ごろ 奏国宗王先新が登極 才国遵帝「覿面の罪」により斃れる1500年ごろ雁国延王尚隆が登極 元州の乱 斡由誅殺1700年ごろ 範国氾王登極1870年 柳国劉王露峰が登極1902年 恭国供王珠晶が登極1942年 巧国で塙王が登極1952年 舜国の王登極1957年 芳国峯王仲韃登極 才国采王砥尚登極1977年 泰麒 胎果として蓬莱国に流される1981年 才国采王砥尚崩御 才国采王黄姑が登極1985年 慶国予王が登極1987年 泰麒 2月蓬山に戻る 戴国泰王驍宗が登極1988年 戴国阿選の乱始まる 泰麒 鳴蝕により戴から消える1990年 芳国峯王仲韃崩御 芳国の麒麟卵果が触により流される1991年 慶国予王崩御1992年 陽子蓬莱国より来たる 慶国景王陽子が登極1993年 功国塙王崩御 慶国で和州の乱 1994年 泰麒 蓬莱国より帰還1995年 戴国 阿選の乱収束
4位 オーバーロード15 半森妖精の神人 [上]
著者:丸山 くがね
発行日:2022年06月30日
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投稿者:Amazon カスタマー
面白い
説明が多かった下巻楽しみ
5位 この部屋から東京タワーは永遠に見えない
著者:麻布競馬場
発行日:2022年09月05日
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投稿者:匿名
先生、お久しぶりです
先生、お久しぶりです。今から10年以上前ですが、先生が昔担当した、とある高校の3年4組のクラスにいた者です。僕は目立つ生徒ではなく、かといって何か問題を起こすわけでもない、何の特徴もない生徒だったから、多分先生は僕のことを覚えていないと思います。卒業式の日、生生が長いスピーチをしてましたよね。今でもよく覚えています。あのお話を聞いたとき、多分、ほとんどのクラスメイトは「なんか説教くさい話が始まったぞ」「先生いつもあんなに饒舌じゃないのにどうしたんだろう」「俺は先生みたいにはならないけどな」「教師って、卒業式の日に勝手に感極まって語り出すよね笑」と感じていたのではと思います。あるいは、つい真剣に聞き入ってしまった人や、先生のお話から何かを受け取った人も結構いたんじゃないかとも思います。先生は、一部の人を惹きつける不思議な魅力のある人だったから。ちなみに僕はそのどちらでもありませんでした。先生の話を、ただ「先生の話」として聞いて「人生でいかにもあり得そうな話だな」と感じていました。別に自分が他のクラスメイトと違って達観していたとかそんなんじゃないです。ただそう感じたという話です。覚えていないと思いますが、春先頃、中間テストの勉強道具を持ち帰るのを忘れた僕が放課後教室に戻ったとき、教室で片付けをしていた先生とばったり出くわしたことがあります。その時、まだクラスを受け持ったばかりでどの生徒がどんな生徒なのかわからなかった先生はちょっとした雑談をしたあと、僕に「君はクラスで誰と一番仲良いの?まだよくわからなくてさ」と聞きましたよね。僕はその質問にA君だと答えましたがあれは嘘です。僕には友達は1人もいませんでした。僕はもともと岡山出身ではなく中学2年生のときに岡山に引っ越してきました。その前いた中学校でいじめの濡れ衣を着せられたことがありました。担任やクラスメイトはもちろん、親からも信じてもらえませんでした。自己主張が苦手だったので、まわりの大人たちの詰問に反論することもできず、いじめたのかという質問に頷いてしまったのです。今思えば、当時の担任の先生も、これでスケープゴートができたので一件落着、と考えていたのだと思いますが当時中学生で人生経験もない僕にはそんなこと推測することもできず、なぜみんな信じてくれないんだろう、とだけ思っていました。僕の様子がおかしいことに気づいていたのは一昨年亡くなった父方の祖父でした。祖父は岡山に住んでおり、おそらく僕の両親からいじめの話を聞いた祖父は僕の話に辻褄が合っていないことに気づいたのではないかと思います。その後、僕は祖父の配慮で岡山に引っ越すことになり、先生のクラスに入ることになりました。その頃から僕は何かに、あるいは誰かに期待しない、何も信用しないことが人生を生きる上で安全な道だと考えるようになりました。他人のことを理解することなんてできませんが、当時の先生の体験談も、僕にとってはある種「何かに期待した結果」のように聞こえたのです。先生の場合は「東京」がその「何か」だったのかな。だから「人生においていかにもあり得そうな話だ」と感じたのです。僕にできることは、先生のお話も大切なケーススタディとして「何も期待しない、何も信用しない」生き方に磨きをかけることだけでした。僕は高校を卒業したあと、先生と同じ早稲田大学に入りました。覚えていないと思いますが僕は成績は中くらいで現役で早稲田に入れるレベルではなかったです。祖父の情けで1年浪人させてもらえることになり、1日10時間は勉強していました。もちろん友達はいなかったので遊びの誘惑もありませんでした。思えば、明らかにクラスで浮いていたのに僕のことをいじめたりせず、完全に空気として、いないものとして扱ってくれた3年4組のクラスメイトにはとても感謝しています。駅前の東進で元3年4組のクラスメイトも見かけましたが、誰も僕に話しかける人はいませんでした。幸い僕はいつだったか先生がなにかのときに言っていた「努力することに逃げる」のが得意だったので、勉強してなんとか文構に入ることができました。なんといっても、「何も期待しない、何も信用しない」を徹底するためには1人で生きていけるようにならないといけませんから、そのためには学歴も必要に思えたのです。でも1日10時間も勉強しても政経や法ではなく、文構しか受からなかったあたりがいかにも僕らしいというか分相応ですよね。大学では、サークルなどには入りませんでした。新歓なんかもいくつか行ってみたのですが。僕みたいな人間がサークルのようなコミュニティに入ると浮くに決まっていますから。代わりにマッチングアプリにはまるようになりました。僕みたいな人間には希薄な人間関係の方が合っていました。もちろん大学には友達はいませんでした。就職活動ではとにかく嘘のストーリーを完璧に作り上げました。僕は自分のことも信用していないし期待もしていないので、就職活動でまともな内定を取れることなんて初めから期待していませんでした。だから、ボランティアだの学生コンペだのをやっていた知人から少し話を聞いて、そのエピソードを自分の体験ということにして嘘がバレないように細部までストーリーを考えて面接に臨みました。結果、ある中堅メーカーから内定をもらうことができました。大手ではなく中堅メーカー内定というあたりが、やはりいかにも僕らしいというか分相応です。メーカーでは柄にもないのに営業部門に配属されて、僻地にある工場に併設された営業所勤務となりました。所長含めて5人しかいない職場でした。連日、先輩と上司に飲みに連れていかれ、夜の21時頃までは永遠と仕事と関係のないことで人格否定され続け、2次会は地元のキャバクラ、その後は風俗というのが決まったコースでした。僕がお金を建て替えるのですが、そのお金を返してもらえないこともありました。メーカー勤務で僻地配属。当時先生がお話されていた境遇と似ていました。でも僕が先生と違ったのは、リーガルの革靴に嘔吐はしなかったというところです。なぜだと思いますか?「何にも期待や信用」していないからです。キラキラした仕事ライフなんて初めから1ミリも期待していない、恵まれた職場環境なわけがない、自分に仕事ができるわけがない、自分のことを好く人間などいるわけがない、と初めから思っていたので、その営業所での地獄のような生活ですらも辛いですが、僕の価値観を何かひっくり返すような出来事ではありませんでした。仕事では担当客先の購買担当者から嫌味を言われ納期短縮のため工場の生産ラインに頭を下げる毎日でしたが、3年ほど前、MRの営業職へ転職しました。メーカー勤務時代よりは個人プレーが許される職場で、5人しかいない営業所時代よりはいくらかマシです。僕は今年で30歳になります。あのとき先生の年齢と同じです。何にも期待しない、誰も信用しない生き方をしている僕のことを信用する人間など当然居るわけもなく、友達も恋人もいないまま30歳になりました。当然です。僕自身も僕みたいな人間とはプライベートでは関わりたくないですから。毎日仕事が終わると深夜の2時頃までひとり酒をして翌朝重い身体を引きずりながら仕事に向かう生活を送っています。ps. 先生は今でも岡山にお住まいですか?新しいイオンモールができたと聞きました。
6位 ハヤブサ消防団
著者:池井戸 潤
発行日:2022年09月05日
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投稿者:しど
予想外の展開で面白い
池井戸作品は全て読んでいます。帯に「密かに進行していた事件の〜」とあったので、政治か権力、財産あたりの争いの話かと思っていたら全然違い、前半は展開も遅く(それが後半への伏線が隠れている)中盤で、そっちに振る?と一瞬ガッカリしつつも二転三転する意外な展開に、結局一気読みです。どちらかと言うと、絶版になっている「MIST」に近い雰囲気のミステリーです。半沢系ではありませんよ!最後は切ない話です。おすすめです。
7位 その本は
著者:ヨシタケシンスケ
発行日:2022年07月26日
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投稿者:ひなた
面白かった
又吉さんは知ってましたがヨシタケさんは世界一受けたい授業放送で知り買いました。旅でのなるほどと思う話でも最後は?となります。が読んでみてもらいたいですね
8位 マリアビートル (角川文庫)
著者:伊坂 幸太郎
発行日:2013年09月25日
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投稿者:Kindleのお客様
映画をキッカケに購入
・とても面白かった!・映画とは別物で、映画は映画。小説は小説。と確立された話筋。だが、根本の旨みの部分は同じで、どちらか又は両方の話を知っていても楽しめると感じた。・新幹線という少し身近にある存在が舞台ということもあり状況のイメージや描写のリアリティに自身がその場にいるように感じられた。次々と起こるハプニングにワクワク感が止まることなく、読み進めるというよりも本当に電車のように自分の意思とは関係なく進んでいくように夢中になって読んでしまった。・登場人物の一人が最高に歪んだ人間で、ア○ブレラ・アカデミーに出てくるNo.5から良心と愛嬌を抜き取ったような外道っぷりを感じて、いっそ清々しかった。同級生にはなりたくない。
9位 がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方
著者:関本剛
発行日:2020年08月19日
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投稿者:あん
字が大きい。
関本先生のお母様の研修を何度か受けて、しっかり勉強しよう、と思いました。その息子さんの本なので、買ってみました。癌患者だったので、共鳴はしましたが、もう少し突っ込んだ内容を期待していました。
10位 正欲
著者:朝井 リョウ
発行日:2021年03月26日
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投稿者:海坊主
小説として単純素朴に面白い
多様性の欺瞞、ダイバーシティゆうてるけど多数派にとって都合のいい少数派だけを認めていてそれ以外はより一層排除してるだけやんけ、って主張自体は特に目新しい主張ではなく、ちょっと頭がきれる感じの高校三年生なら大学入試の小論文にでも書ける程度の主張に過ぎなくて、「あれ?それだけでこの小説いく感じ?」と中盤にかけてかなり中弛みしたけど、それでも最後まで読ませるだけのスッキリさっぱりした文章力と読後感を決めるサゲの部分は流石のお手前。多様性うんたらの部分は脇に置けても単純素朴に小説としてよくできてる。面白かった。
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