今週、Amazonで最も注目された本をカテゴリ別に毎週更新しています。買いたい本が決まっていないときの参考にどうぞ!
1位 変な絵
著者:雨穴
発行日:2023年02月24日
トップレビュー
投稿者:澄人
読後感がひどい(ほめ言葉
(物語の結末に若干触れます)雨穴さんの2作目です。1作目で「会話劇なのが残念、普通の小説スタイルが良かった」と感想を抱いたので今回は普通の小説スタイルだったのが好印象でした。内容については読み終わった後、何とも言えない気持ちになります。誰も幸せにならないというかなんというか。。。ハッピーエンドが好きな人は読まないほうが良いかと。個人的にはこの胸糞悪さも好きなので、かなり楽しめた一作でした。「なるほど、そう繋がるのか」とか、叙述トリック的な物盛り込まれたりして一作目に比べ、かなりのパワーアップがみて取れます。一方でキャラの書き分けがまだ甘いように感じ、どのキャラもしゃべり方が雨穴さんチックというかなんというか(笑まぁ、これは雨穴さんの強烈な個性のインパクトに私が勝手に引っ張られてるだけかもしれませんが。ところどころクサイところもあり人によっては興ざめするかも(特にラストの栗原さんとか笑)犯人の始まりを思うと胸が張り裂けそうな気持もありつつ、その後の覚醒期における何とも言えない気持ち悪さとが相まって、犯人に対する感情がぐちゃぐちゃになります。非常に後味の悪い、読後感の良くない作品でした。そういうのが好きな人にはおススメ!
2位 負けない人生
著者:古川智映子
発行日:2022年10月20日
トップレビュー
投稿者:ナコナコ
負けないことは勝つことよりも大きい
朝ドラのあさが来たの原作本を書かれた古川さんの凄まじい生き方が体験として書かれています。生きる!ってこういうことかなと、前向きになれる本です。
3位 この部屋から東京タワーは永遠に見えない
著者:麻布競馬場
発行日:2022年09月05日
トップレビュー
投稿者:Amazon大好き
切ない…
上手な文章で、笑ってしまう部分も多いのだけど基本的なトーンとしては暗く、人生の悲哀が真ん中に大きくある。どんどん読み進める本なんだけど、切なくてあまり一気には読めない感じ。笑才能ある筆者の今後に期待です。
4位 変な家
著者:雨穴
発行日:2022年02月25日
トップレビュー
投稿者:アノニマスダ
設定は入り組んでいてよくできてる
雨穴さんのYou Tubeで、この作品の途中まで紹介があったので、家の間取りについてはそちらを見たほうがわかりやすいかもしれません。ミステリーとしては何重にも入れ組んでいてよく出来てると思います。予想の付かない展開でした。雨穴さん非常に頭の良い方だなと。ただ、犯人などの「動機」についてはいまいちリアリティにかけるような気がしますので星を一つ減らしました。
5位 転生したらスライムだった件 20 (GCノベルズ)
著者:伏瀬
発行日:2022年09月30日
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投稿者:ベード
もうすぐ終わりで寂しい⁉️
相変わらず面白い!
6位 無人島のふたり: 120日以上生きなくちゃ日記
著者:山本 文緒
発行日:2022年10月19日
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投稿者:くくくくままま
著者自身と残される夫のために書かれた書。
「改めて読み返して、これは闘病記ではなく逃病記だなあとしみじみ思った。(p.110)」とあるとおり、全体に、例えば昔の千葉敦子の闘病記などと比べて淡々としている。そしてその中に「コロナから解放された世の中を私は見ることはないだろうけれど。(p.81)」「次の冬季オリンピックが近いことと、それまで私は生きていなそうだということをぼんやり思った。(p.101)」のように、諦念と哀しみの文が混じる。 もちろん、余命120日という医師の診断を超えて生きた著者が闘わなかったはずはないから、おそらく、著者がもっとも恐れていた「痛いこと」「吐き気」「高熱」に関することは、それとの闘いすら書くのが嫌だったのだろう。 そしてタイトルに「ふたり」とあるように、本書の至る所に、著者を喪うことになるだろう夫への思いも(劇的にではないが、細やかに暖かく)描かれている。 「終わりを目前にしても『書きたい』という気持ちが残っていて、それに助けられるとは思ってもいなかった。(pp.152-153)」とあり、著者は作家であって良かったのだと思う。 最後の日記に唐突に「王子」が登場する。王子が迎えにきたのだろうか。
7位 傲慢と善良 (朝日文庫)
著者:辻村 深月
発行日:2022年09月07日
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投稿者:あきちゃん
恋愛小説?
最初はこのままの恋愛小説ならちょっとなぁ…と思っておりました。初老の私には向かないのでは?と。読むに従ってタイトルの傲慢と善良について考えさせられて。こんなに人間の内面を、意識しない傲慢さを表現するのは流石と納得しました。出来れば若い頃に読んでみたかった。
8位 すべてのことはメッセージ 小説ユーミン
著者:山内マリコ
発行日:2022年10月27日
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投稿者:コリアンダー
ユーミン物語以上の広がり
荒井由実時代の歌が好きで読みました。最高のユーミン物語でありながら、それ以上に、想像以上の広がりがある、面白い作品でした。近代以降の日本のカルチャー的立ち位置について、合点するところが多々あり。この数年読んだ小説のなかでもピカイチといっていいくらい完成度高いのではないか。山内マリコさんのほかの著作も読んでみたくなりました。
9位 一汁一菜でよいという提案(新潮文庫)
著者:土井善晴
発行日:2021年10月28日
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投稿者:高橋睦夫
実用的な本です。
毎日一汁一菜で生活しています。
10位 本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身Ⅹ」
著者:香月美夜
発行日:2022年12月10日
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