今週、Amazonで最も注目された本をカテゴリ別に毎週更新しています。買いたい本が決まっていないときの参考にどうぞ!
1位 【Amazon.co.jp 限定】急がばナナメ(特典:おんりーのサイン&特製メッセージ データ配信)
著者:おんりー
発行日:2023年03月01日
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2位 限りある時間の使い方
著者:オリバー・バークマン
発行日:2022年08月16日
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投稿者:リン
酔生夢死
謝辞に、本書の執筆には時間がかかったと書かれていましたが、確かになぁと思いました。「死」について書かれている本だからです。限りある時間の使い方とは、時間とは限りあるものであり2度と戻ってくるものではないので、結局は1日1日を充実させてその瞬間を生きなければならないぞ、というだけの話です。古今東西、自己の死について深く考えられるのは死にかけたことがある人くらいでよほどの偉い人でも実感として持てないでしょう。これを文章で伝えるのは、酔っていないという酔っぱらいにお前酔ってるぞと説得するようなもので。まぁ、無理でしょう。有限性を伝える数あるストーリーの中で何か1つでも刺さるものがあれば、儲け物じゃないでしょうか。間違いなく良書ですが醒めた人生の現実の一端を受けいれるという意味でいうと少し読み応えがありすぎる(飽きる)ので、本書とメッセージ性が近く読みやすい「人生で大切なたったひとつのこと」「諦める力」もおすすめします。
3位 キーエンス解剖 最強企業のメカニズム
著者:西岡 杏
発行日:2022年12月22日
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投稿者:KJ
合理的に仕組み化した企業の本です!
毎度年収ランキングで国内トップに名前が上がる「キーエンス」。管理体制が強いという印象があり、ロボット化した社員がひたすらハードワークをこなすイメージがありましたが、全くの誤解でした。無駄を排除する姿勢から管理体制は強そうですが、それは監視ではなく、万全なフォロー体制が仕組みとして出来上がっているという事でした。取り引き含め人を大切にして、社内では部下が上司にアドバイスする事もある。ジャストシステムと業務提携した後に、業績回復させ社員の給料も2倍に。業種によっての合う・合わないはあるかもしれませんが、とても参考になりました!!良書です。
4位 ウクライナ戦争 (ちくま新書 1697)
著者:小泉 悠
発行日:2022年12月08日
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投稿者:大鷹広
ウクライナ戦争の真実と日本の課題に迫った著作
ウクライナ侵攻に踏み切ったプーチンの明確な思惑は推測の域を出ないという前提で、NATOの拡大への恐怖と民族主義的な動機が挙げられている。ロシアの憲法改正で2024年の大統領選挙後更に12年間大統領職に留まることが法的に可能になったとはいえ、2024年の大統領選に圧勝するための顕著な実績作り、ウクライナ侵攻前から静かに進行しつつあった旧CIS諸国のロシア離れの阻止、更に独裁政権の長期化に対する自由を渇望するロシア国民の不満の鎮静化もウクライナ侵攻の動機を構成していたのではないかと想像する。ウクライナ戦争の終わらせ方は、特に日本のように核保有国三国(中国、ロシア、北朝鮮)に囲まれた国においては、その後の戦争勃発リスクを最小化させる観点から極めて重要なテーマである。ウクライナ併合というロシアの野望を挫折させることがウクライナ戦争の最大の目標であるべきだ。戦争等により従来の国際的規範が崩壊しそうになった時は、国際社会の対応がそれ以後の国際政治を規定することになる。従い、将来的に中国が自らの強権主義的な行動を抑止するためにもロシアを敗北させる必要がある。正義に反する行為を無視した国際社会がその後如何なる負の結果を招いたかの例に日本の満州事変がある。満州事変を国際社会が放置した結果、イタリアのエチオピア侵略、ナチスドイツによる欧州諸国への侵攻、そして第二次世界大戦が起こったという日本には残念な事例がそれだ。ウクライナ戦争を分析した軍事専門家の著者が挙げる次の見解は日本政府にとり極めて重要な指摘である。(1)宇宙・サイバー・電磁波の駆使と陸海空域との緊密な繋がりにより情報確保・意思決定・軍事力行使を遂行するという最新のテクノロジーを駆使した戦争が行われている一方で、領土を現場で分捕る決定的な戦いにおいては、塹壕掘りも含め戦車や大砲等の火力中心の伝統的な兵法と兵器群が依然使われ続けているという事実を認識する必要がある。従い、日本が抑止力を高める動きの過程において最新の武器を備えることは重要であるが、「古い戦争」への備えも無視すべきではない。(2)他国と軍事同盟を締結していない台湾において有事が発生した場合の日本の役割は、ポーランドのそれに類似したものになると見られる。即ち、台湾に対して軍事援助を提供するための兵站ハブやISR(Intelligence、Surveillance and Reconnaissance=情報収集、警戒監視、偵察)支援を行うアセットの発進基地になる可能性が高い。その場合、日本は核兵器を持つ中国の核恫喝を受けることになる。日本はこうした立場に立つべきか国民の議論を経る必要があろう。
5位 バカと無知: 人間、この不都合な生きもの
著者:橘 玲
発行日:2023年03月17日
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投稿者:佐々木
人は臆病で優しい
進化心理学や脳科学、人間行動学を通し、人間の本性をあぶりだしていく。ヒトは集団で生きる社会的生き物。ゆえに、自分の立場をたもつために、誰かにマウントを取ったり、取られそうになるのを回避したりと、高度なコミュニケーション能力をみにつけるようになった。橘さんはダーウィニストで、根本的には我々とチンパンジーに変わりはないということから、思考をしているように感じた。そこに単純な人間讃歌の希望はないが、卑下するような絶望もない。人間は面白いかたちで集団を形成するようになって、発展してきた。世界経済はグローバル化して上昇を続けているし、人口は増え続けている。殺戮や犯罪も減っている。人間は根本的に臆病で優しい。きっとアップダウンをくりかえしながら、もっと住みやすい未来へとヒトは発展していくのだろう。
6位 解像度を上げる――曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法
著者:馬田隆明
発行日:2022年11月19日
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投稿者:Yam9
解像度という発想が良いです
仕事術をひとつの視点でまとめて視覚化したことが有意です。できる社員なら、どれも当たり前のような基本動作ですが、このように言語化されたものを読むのは、小気味良く感じます。
7位 「答えのないゲーム」を楽しむ 思考技術
著者:高松 智史
発行日:2022年12月08日
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投稿者:hanako
仮説の立て方が実践的にわかる書籍
幸いにも現在、ある程度前例や結果が予測できる環境下で働けているのでこの書籍の状態よりはましだなと思った。しかしそれでも目に見える調査結果から仮説を立てる際のプロセスに「示唆」の考え方を取り入れると仮説の立案が早くなるだろうなと思った。議論になった際、反対勢力からくる反論をイメージするのも役に立つなと思った。通勤電車に乗っているとき、スーパーで買い物をしているときなど、日常の小さな場面に落とし込み示唆を探す練習を続けていると仕事にも生かせるだろう。年明けの業務から使ってみたい
8位 NHK ラジオ英会話 2023年1月号 上
著者:大西 泰斗
発行日:2022年12月16日
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9位 【Amazon&楽天ブックス限定カバー版】 蒼い炎Ⅲ -究竟編-(くきょうへん)
著者:羽生 結弦
発行日:2023年02月02日
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10位 おつかれ、今日の私。
著者:ジェーン・スー
発行日:2022年12月08日
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投稿者:Amazon カスタマー
繰り返し読みたい
あ〜疲れた、と思わず言ってしまうそんな日に、じんわりと沁みる「おつかれ」。毎日いろんなことに傷付き、喜び、感動し、落胆しながらもがいて一生懸命に生きている。まさに背中をさするように、「おつかれ」と言ってくれる本です。また頑張ろうと思えました。ありがとうございます。
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