今回はU-NEXTで現在独占配信中の『セガvs.任天堂/Console Wars』を視聴したあらすじ、感想・見どころ、無料で視聴する方法について紹介したいと思います!
あらすじ
’90年代初頭。任天堂はすでに全米の家庭用ゲーム市場の90%超を握る圧倒的な存在だった。そんな任天堂に対し、アーケードゲーム専門の中堅メーカーであったセガは、16ビットゲーム機・北米版メガドライブ“ジェネシス”の発売と共に逆襲を図る。
感想
こちらはあらすじにもある通り、90年代初頭にゲーム市場で圧倒的シェアを占めていた任天堂に対し、中堅メーカーのセガが市場の奪取を試みるドキュメンタリー映画です。
本作は91分と映画の中では決して長い方ではないのですが、視聴後の満足感は長編映画に引けを取りません。というのも、忙しなく変動するビジネス界の攻防戦が91分という時間の中にぎっしり詰め込まれていて、当時の出来事が時系列で進んでいくので、まるでその当時の社会を同じ時間の中で実際に体験したような感覚が得られるからです。
本作はアメリカで製作されたこともあってか、日本企業である任天堂は悪のラスボス、セガはラスボスに果敢に立ち向かう勇者といった感じで、だいぶセガサイドに贔屓目で描いている印象を受けました。
まあこれは任天堂が最初に市場を独占していたという事実もあるため、ショーとしてのストーリー的にもそういう形式になってしまうのは仕方がないところもあるかもしれません。
ただしセガの中でも日本支部とアメリカ支部でちょっとした内部の闘いがあったりして、そのときも日本は若干悪役を担っているようなところがあったので、やはりアメリカよりの見方になっている部分は少なからずあると思います。
そういった国家間の事情は抜きにしても、「ワクワクが止まらなくて面白かった」というのが率直な感想です。
大雑把に要約すると、セガがジェネシスというゲーム機で当時最強の任天堂のゲームシェアを追い抜くという話です。
当時の任天堂のゲーム市場における最強っぷりの説明から始まり、セガがジェネシスの開発にあたってどのような苦労を強いられたか、任天堂の反撃、SONYの新規参入といった流れでストーリーは進みますが、話のテンポがよく、お互いの企業の主要メンバーたちが当時どんなことを考えていたのかが当時の映像+現在のインタビュー映像で説明されているので、最後まで飽きずに楽しむことができました。
また当時のゲーム映像が豊富に含まれているので、ゲームのグラフィックや性質がどのように進化してきたのかも分かってゲーム好きには特に面白いと思います!さらにドキュメンタリーの随所にゲーム風に編集された映像も使われていて、映像的にも視聴者を飽きさせない工夫がよくされているなあと感心しました。
Console Wars(コンソール戦争)というだけあって、当時の企業間の闘いは相当なものだったようです。当時のセガの主要人物の発言で印象に残ったのが
「命こそ取られないが、死ぬ覚悟で戦っている」
というものです。社員たちも自分の生活がかかっているので、負けたら本当に死ぬという思いで本物の戦争さながら闘っていたんですね。
お互いに相手の企業を蹴落とすために結構エグい手(見方によっては卑怯ともいえる)を使ったりしてるのも見どころの一つです(笑)
ドキュメンタリー好き、ゲーム好きやビジネス界の抗争に興味がある方には自信をもってオススメできる作品です!
ちなみにこちらは以下の本が原作になっているようです。
セガvs.任天堂/Console Warsを無料で見る方法
『セガvs.任天堂/Console Wars』はU-NEXTで独占配信されています。
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本ページの情報は2021年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
ご確認ください。
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